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#創作大賞感想「秘書にだって主張はある。」

 皆さん、こんにちは!日々木です。
 今日は高野ふゆさん著「秘書にだって主張はある。」を読んだ感想を書きます。

 今回は10話までを読んだ感想を書きます。

 「異能力」×「お仕事」×「恋愛?」小説です。本作はお仕事小説部門でエントリーされていますが、ファンタジー系、SF系がお好きな方にも特におすすめです!

 まずですね、あらすじが秀逸です。読んでみてください。

令和とよく似た、しかし隣国と休戦中という少しだけ違う海生日本の東京で。

 主人公伊藤恭子は、「柊社」の総務部長秘書であり、やりがいを感じている一方で、実は異能力者であることを、周囲にひた隠しにしていた。

 ある時、恭子は相談役と直に面談し、社運に関わる重い案件について報告することとなり次第にその渦中に巻き込まれてゆく。

 その過程で知り合う変わった軍人、そして実在した夢の中の不思議な女性との出会い。初の単身出張として休戦中とは言え最前線である北海道を訪れた時から、どこか他人事であったこの戦争に関する認識を改め始めた。

 会社の為に奔走する恭子。そして恭子は異能という自らの秘密を周囲に隠し通せるのか。

「秘書にだって主張はある。」第一話より

 隣国と休戦中!?海生日本?一行目からすでに引き込まれています。隣国ってどこなんだ?海生日本ってどんな国なんだ?はい。それは読んでのお楽しみ。

 主人公は女性です。恭子ちゃん。僕と同い年です。柊社で秘書やってます。すごいですね。僕にはそんな責任のある仕事はまだ無理です。

 そして彼女は異能力者です。あ、僕は違いますよ。ツーリング時に雨を降らせる異能力ならありますが。そのせいで会社では「雨男」呼ばわり。いやね、僕が降らせたっていう決定的な証拠を出してから言ってくださいよ。

「日々木にだって主張はある。」

恭子ちゃんの異能力が知りたい?それは読んでのお楽しみ。

 恭子ちゃん、相談役と面会したり、社運に関わる重い案件に巻き込まれたり、結構大変そう。僕だったら逃げ出しますね。面倒ごとは御免なので。その過程で軍人と出会います。こわ、軍人?お仕事小説だよね?この作品。大丈夫です、怖い大人は出てきませんよ(10話時点)。

 そして、物語の舞台は北海道へ移ります。10話では北海道行きが決まるところまでです。いいですね、北海道。九州男児の日々木君、北海道は憧れの土地でもあります。札幌雪まつり、行ってみたい。海の幸を堪能してみたい。ヒグマは……怖い!

【まとめ】
 ファンタジーとお仕事が組み合わさった長編大作となっております。恋愛にも発展するのか、楽しみなところであります。異能力とは言ってもド派手バトルが繰り広げられるわけではないので、そこは期待しすぎないでくださいね(11話以降はあるのかも?)

 恭子ちゃん、北海道から無事に帰ってきてね。令和の日本とは様子が違うみたいだから。うむ。

 ★創作大賞の感想を書いてほしい方、募集中です。感想締め切りは7月いっぱいですのでお早めに!


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