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去り行く秋の物語

 これまでの『おとなの絵本』は、前回から『音楽とスケッチのCafe』としてリニューアルオープンしました。

 スケッチは、去年の秋に描いたものを取り出し、埃を払ってもう一度壁に掛けてみましょう。

えっ、ステンレスのカップ?>⁠.⁠<

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 秋なのでシャンソンでも。
趣向を変えて「ベルリン・フィル12人のチェリストたち(Die 12Cellisten Der Berliner Philharmoniker)の演奏で聴いてみましょうか。

La vie en rose(バラ色の人生)
(5分25秒)

 あぁ、いいですねぇ…(⁠ ⁠˘⁠ ⁠³⁠˘⁠)⁠♥
 シャンソン特有の退廃的な甘美さとベルリン風のクールビューティがミックスされた深くて渋いサウンド。

 1946年…、僕など影も形もなかった時代にエディット・ピアフが歌った曲ですが、それでも時を超えて大人の心を切なくとろかせる罪つくりな旋律とサウンドです。

『路地裏のカフェ』
(ダーマトグラフと色鉛筆)

 オーケストラの中では低音域を受け持つチェロが、彼らの手にかかると高音域のヴァイオリン、中音域のヴィオラ、低音域のコントラバスのパートまで奏でます。
 いや、あるはずもないトランペットやフルートの音色さえ聴こえてくるようです。

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 ではもう一曲、彼らの本領であるクラシックの重厚で端正な演奏を味わってみましょうか。

 フォーレ作曲 
『パヴァーヌ』作品50(6分40秒)

『カフェ・ポンテのランプ』
(ペンと透明水彩)
宮島 紅葉谷公園にて