雨の日はドヴォルザークでも聴きながら・・・
🌿
梅雨時の憂鬱な一日…
こんな日は無理に空元気なんか出そうと思わないで
ロッキングチェアに揺られて
ドヴォルザークでも聴きながら
ボヘミアの草原の風を心に感じて
ゆったりと過ごそう
憂愁と明るさが入り混じりながら
やがて一つに調和してゆく旋律
「人生ってそういうものだよね」と語っているような気がする
ドヴォルザークの音楽に素直に心を委ねられるのは
そういうところかも知れない
🌿 🌿
もう一曲
(ちょっと定番すぎるが…)
スラヴ舞曲(作品72 第2番 ホ短調)
(5分30秒)
こんなにメランコリックで悲しい旋律から始まるのに、聴き終えた時には不思議なカタルシスに導かれているのだ
【 あとがき 】
日本人にとってドヴォルザークは耳に馴染みやすい音楽だ。
戦後の復興期、外国の新しい音楽がどっと入ってきた。
モーツァルトやベートーヴェンなどの西洋古典系だけでなく、ロシア・東欧に目を向けようという動きも始まった。
そういえば、昭和40年代は日本中の小学校の下校時間に『家路』が流れ、林間学校ではみんな『遠き山に日は落ちて』を歌っていたのではないか?