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雨の日はドヴォルザークでも聴きながら・・・

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 梅雨時の憂鬱な一日…

 こんな日は無理にから元気なんか出そうと思わないで

 ロッキングチェアに揺られて
 ドヴォルザークでも聴きながら
 
 ボヘミアの草原の風を心に感じて
 ゆったりと過ごそう

ドヴォルザーク
チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
第2楽章(Adagio no troppo)
        (11扮52秒)

チェロ : ロストロポーヴィチ
モスクワ放送交響楽団

『ロッキングチェアに揺られて』
ペン、水彩イラスト(F2、部分)


 憂愁と明るさが入り混じりながら
 やがて一つに調和してゆく旋律

 「人生ってそういうものだよね」と語っているような気がする

 ドヴォルザークの音楽に素直に心を委ねられるのは
 そういうところかも知れない


🌿 🌿
 もう一曲
(ちょっと定番すぎるが…)
スラヴ舞曲(作品72 第2番 ホ短調)
         
(5分30秒)

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

 こんなにメランコリックで悲しい旋律から始まるのに、聴き終えた時には不思議なカタルシスに導かれているのだ

『雨の昼下がり』
ペン、色鉛筆イラスト(F2)
※  ハンモックは持ってません💧
 願望をイメージ化しただけ :⁠^⁠)


 【 あとがき 】

 日本人にとってドヴォルザークは耳に馴染みやすい音楽だ。
 戦後の復興期、外国の新しい音楽がどっと入ってきた。
 モーツァルトやベートーヴェンなどの西洋古典系だけでなく、ロシア・東欧に目を向けようという動きも始まった。

ドヴォルザーク
『ユーモレスク』第7番

 そういえば、昭和40年代は日本中の小学校の下校時間に『家路』が流れ、林間学校ではみんな『遠き山に日は落ちて』を歌っていたのではないか?

『 家路 』、『遠き山に日は落ちて』
※ いずれも原曲はドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』第2楽章

『ロッキングチェアに揺られて』(全体)