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自己紹介です。part5

結果からいうと、約1年半で3社目の会社を私は退職することになりました。この時31才です。
なぜたった1年半でこの会社を去ることになったかですが、この会社は30人程度の会社で、新卒採用は行っておらず、私同様、他からの転職組が主になります。兎に角、人の出入りが激しい会社でした、私のたった1年半程の在籍期間に何人辞めて、何人入って来たか記憶に無い位です。
なぜこのような事態になるかと言うと、当然、仕事内容が合う合わないで、会社を去る人はいますが、私含めた、大抵の人が社長が原因となると思います。中小零細企業の場合、良いも悪いも、企業の最高権力者に近いんですよね。この権力者は社員の生活を左右する、待遇、進退を全て一人の意見で決定します。形上、他の役員、部長などの役職者もいたりしますが、実際これらの人々が意を唱えたとしても、強大な権力者の前では無力です。逆に意を唱えることが無いので、そのポジションに居られるという部分も有ります。こうして周りがイエスマンのみで、益々裸の王様化が進むこととなります。そして正にこの裸の王様が支配する会社でもありすので、社長の意に沿わない者は、辞めさせるように仕向けます。意に沿う沿わないの基準などは誰にも解る訳が無く、社長の胸先三寸です。例えば何気なく一人の社員が発した一言が気に入らなかったとか、こんなレベルのことも有ります。
そして、一度不興を買うとどういう事態になるかと言うと、一人の独裁者の意向を組んだ取り巻きが、解り易く、その対象者を攻撃します。当然物理的な攻撃では無く、その人への態度、待遇などの変化でその対象者が会社を辞めるよう仕向けるという感じです。それを見て、周りの人間も、次はこの人かと察する訳です。決して周りも気分が良いものではありません。
私は前回も書いた通り、この仕事を楽しんでましたし、給与も高給とはいえませんが、普通に生活する上で不自由は無かったですし、役職などもありませんでしたが、特に昇進とかの希望もありませんので、不満は無かったのですが、入社して1年程経過した後に、この辞めさせたい対象者に私が成ったということですね。私の場合はもうよく覚えていませんが、週一位で会議が有り、バリバリの営業会社では有りませんので、営業数字自体で詰められたりは元々無かったのですが、突然、会議上で営業数字以外の良く解らないことで、詰められたりというようなことが始まり、終わりの始まりを悟りました。私自身は基本的に上に逆らったりということも余りない反面、こういう独裁者に取り入るとかも苦手ですので、こういう組織においては、遅かれ早かれこうなっていたのは、予想は出来ます。
色々残念でしたが、人生3社目の会社を去ることとなり、また転職活動を行わなければならなくなりました。31歳にして4社目への転職活動です。今後どうなるのでしょう!?この続きはpart6で

さてこれは、私が思うことです。世の中、中小零細企業でも、素晴らしい技術や、ニッチな分野で高いシェアを誇るような会社さんてありますよね。当然私も全てを知っている訳では無いので、解りませんが、体質として、中小零細企業は今回書いたような会社が多いのでは無いかと思います。経営者自身がルールブックですので、自分の意に沿わないものは、辞めるよう仕向けたり出来るんですよね。でも中々、入社前にはここら辺の内部事情は解りようが有りませんので、心機一転頑張ろうと!入社した会社がこのような会社であることは、とても不幸なことと思います。賃上げ云々も大事だとは思いますが、まずは、こういう独裁者のような経営者に何か法的に足枷を付けれないものかとは思います。雇用の流動性が賃料年収アップに繋がるという論もありますが、逆に短期間で転職を繰り返しては、中々、スキルアップもせず、転職市場での自分の価値も上がらないと思いますし、転職して年収アップというのも難しくなると思うんです。
と社会人人生の多くを、中小零細企業勤めで過ごす私は思ったりします。


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