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【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』⑬異世界ファンタジー編

【谷】
軍隊総勢 2万人が谷で整列している。
勇作「もう間もなく魔獣たちの先頭が見えてきます」 「俺が出来る限り敵を倒しますが、中には逃れるものもいますので、皆さんはそいつらをお願いします」
団長「わかった、気をつけてな勇作死ぬなよ」
勇作「はい、それじゃ」
勇作は一気に空を飛んだ。

勇作「光子力ビーム」
勇作は空を飛びながらビームで一斉掃射した。
敵隊列の先端から末端までの魔獣たちは列の端の一部を残して焼き払った。

地上では、ビームから逃れた魔獣たちを千夏が冷凍にしていた。
大国軍の兵士たちも血が騒いだのか、全員剣を抜いて敵に切りかかって行った。
千夏「勇作はどこに行ったのかなぁ」
 「私も行ってみるか、えい」
千夏の背中に大きな白い翼が現れた。
千夏は翼をバッサバッサと動かすとスーと空を飛んだ。
団長「おー、まるで天使のように美しい」
千夏「どこかなぁ」 「あっ、いた」
勇作は 2 人の魔人とすごいスピードで空中戦をしていた。
時々剣と剣が当たって火花が散っていた。

千夏「それじゃ私は下にいるゴブリン達をやっつけるか」 「ブリザード」
猛吹雪のような風にあたったゴブリン達は、あっと言う顔で氷になった。
勇作は、2本の剣で二人の魔人と地上で戦っていた。
千夏が見たとき、魔人の一人の胴体が真二つに裂けた。
千夏「よし、二人掛かりの恐ろしさを思い知るがいい」
千夏は魔人にブリザードを仕掛けた。
魔人の体は逃れたが足が地面に凍り付いた。
千夏「勇作―今よー」

勇作「よし、エクスプローション」
勇作は、強烈な爆裂魔法を放った。
魔人は跡形もなく砕け散った。
勇作、千夏と国王軍が谷で進撃を食い止めた為町には全く被害がなかった。
団長「勇作殿、千夏殿やりましたな」
 「お二人のおかげでこちらには負傷者が全くおりませんでした、完全勝利ですぞ」
勇作「それはよかった」
団長「それじゃお城に戻りましょう」
千夏「はい」

つづく

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