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【小説Re:01】『君らは選ばれし戦士だ!!』㉔大宇宙戦争編

【宇宙船内部】
女性「ママ、お父さん会いたかった」
 「信じてくれてありがとう、分からなかったらどうしょうと思っちゃったよ」
 「まずは、とても疲れてると思うので休んで、お風呂に入って寝て起きてからお話しましよう、ね」
千夏「うん、そうさせてもらっていいかな」
勇作「助かるよ、何がなんやら」
二人は、まるで温泉宿で温泉につかり、畳の和室で天ぷら、刺身、和牛ステーキ、ご飯、みそ汁で食事して、和室でふかふかの布団でぐっすり眠った。

部屋の障子が朝日で白くなり二人は目を覚ました。勇作は、障子を開けて窓の外の景色を見ていた。
勇作「なんだここは、まるで日本の温泉宿の景色じゃないか、目の前に緑の森、その奥には山、下は綺麗な渓流が流れている」
 「本当に宇宙船の中なのか」
千夏「未来に来たのよね、そして AI を壊滅して、地球を救ったのよね」
勇作「なんか遠い昔のようだ」 「とりあえず、顔洗おうか」
千夏「うん」

二人が洗面所から戻ると、和服の女性が正座で待機していた。
和服女性「昨夜はよくお休みになれましたでしょうか」
勇作「はい、お陰様で」
和服女性「これはすべて女王様のご趣味なのです」
勇作「どおりで、落ち着くと思った」
和服女性「お洋服、洗濯致しました、どうぞ」
千夏「わーありがとう」
二人は素早く着替えた。
和服女性「では、女王様のところへご案内致します」
白い通路をしばらく進むと 6 人がゆったりと座れる和室に案内された。

女王「ゆっり休めましたか」
勇作「はい、日本にいるかと勘違いしました」
女王「お父さん、私に敬語なんてやめて」
勇作「いやー、ついオーラに負けてしまうよ」
女王「わたしもあの日、ママとお父さんと再会したときは、それはもうどうしたらよいか、という感じでした、びっくりでした」
千夏「じゃぁ、ゆっくり話を聞かせてくれる」
女王「あそうだった、えへっ」「私は全宇宙の女王、アミダラ」
勇作「ぜ、全宇宙なのか」
アミダラ「そうなの、転生したら全宇宙の女王に生まれ変わっていたの」「ママとお父さんと再会したあの日もしっかり覚えているわ」 「ママたちが未来に行った、未来の日時を聞いていたので忘れなかったわ」
 「私、義男くんと結婚して、男の子と女の子の双子生みました。男の子はルーク、女の子はレイアと名付けました。二人を育てて 90 歳老衰で死んだの、とても幸せだったわ」
 「あっ、そうそう天国でゼウス様とアクア様にお会いしたわ」
 「お二人とも、ママとお父さんにとても会いたがってた」
勇作「死んだら会えるね」
アミダラ「ふふっ、相変わらずね」「でね、ママとお父さんにぜひ手伝って欲しいの」
 「今この宇宙の惑星同士が戦争しているの」
 「この戦争を止めて欲しいの」
勇作「今度は、スターウォーズか」

つづく


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