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『マイ・インターン』【2015年米映画】

BGMを聴きながらお楽しみください

【感想】2024年8月9日

昨日、NETFLIXで視聴しました。久しぶりに楽しい2時間を過ごせたアメリカ映画でした。この映画は多分、定年退職した方が楽しめます。物語は以下の【ストーリー】でご確認下さい。この作品のお勧めポイントは?
①定年後再就職する理想像
②ロバート・デニーロの魅力的な演技
③楽しい会話
④皆から好かれるシニア=絶滅危惧種
⑤スーツ姿のメリット
ロバート・デニーロと歳は違うけど誕生日が同じで出演作全部好き。
今回の作品も、会社役員を退職して暇で仕事をしたい誰からも好かれる紳士を見事に演じていました。シニアにとってスーパーヒーローでした。
お勧めです。では、また。

【作品情報】

『マイ・インターン』、2015年のアメリカ合衆国のコメディドラマ映画。監督・脚本・製作はナンシー・マイヤーズ、出演はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイなど。若い女性とその部下になった70歳の男性、2人の世代を超えた交流を描いている。

【ストーリー】

DEX One社(電話帳作製会社)の役員を退任し、妻と死別した70歳のベン・ウィテカーは、引退生活は退屈過ぎると考えている。 彼は、ブルックリンにある急成長中のファッションのeコマース新興企業、About The Fitで新たに導入されたシニアインターンに応募する。

ベンは誰にでも好印象を与え、採用された5人のシニアインターンのうちの1人である。彼はCEOのジュールズ・オスティンの下で働くことになるが、彼女は最初は彼のことを信用せずに無視する。しかし、ベンはその気さくな性格と人生や仕事に関する有益な助言で同僚たちの心を掴む。

ある朝、ベンはジュールが不満を漏らしていた散らかったデスクを整理し、彼女の信用を勝ち取る。仕事の後、彼はジュールズの運転手が酒を飲んでいるのに気づき、帰るように言い、自分が運転してジュールズを家まで送り届けたところ、数日後には彼が運転手となる。

しかし、ある日、ベンは車中でジュールズに幾つかの個人的な質問をしたことから、ジュールズは副社長のキャメロンに彼の配置転換を依頼する。しかし、その夜、ベンがAbout The Fit社の本社と同じ建物で40年近く働いていたことをジュールズが知り、2人は絆を深める。翌朝、ジュールズは、キャメロンがベンの代わりにドリスを運転手にしたことを知る。ドリスはひどい運転手で、彼女は事故を起こしそうになる。ジュールズは謝り、ベンに戻ってくるように頼み、ベンは受け入れる。

ジュールズはベンに仕事を与え始め、彼は彼女の業務負担を軽減する。ベンはまた、About The Fit社の社内マッサージ師、フィオナとの交際を始める。ジュールズが誤って母親にひどいメールを送信してしまった時、そのメールを母親のコンピュータから削除するためにベンと同僚数人を母親の家に侵入させる。警報機が鳴り、警察が来るが、彼らは辛うじて逃げ出すことが出来た。

ベンはジュールズの家族とも知り合うことになる。彼女の夫のマットは、About The Fit社が軌道に乗り始めた時、自分のキャリアを捨てて娘のペイジのために専業主夫になった。しかし、夫婦が疎遠になるに連れ、結婚生活は徐々に崩壊してきている。ベンはパーティーからペイジを家まで送り届ける途中、マットが浮気していることに気づく。

一方、ジュールズは、予想を超える業務量に対処出来ないのではないかと株主が懸念しているため、CEOの座を社外の人物に譲るよう圧力をかけられていた。ジュールズは、そうすることで家族と家で過ごす時間が増えると考え、その提案を検討するつもりであった。

彼女はベンに、CEO候補者との面接のためサンフランシスコへの出張に同行するよう頼む。サンフランシスコで、ジュールズはマットの浮気について知っているが、対処する準備が出来ていなかったため、彼を責めることはしていないと明かす。

ジュールズは、結婚生活を守るための時間を得るために、CEOを起用することにする。しかし、ベンは彼女に、About The Fit 社を大きくするためにどれだけの努力と情熱を費やしたかを考えるよう強く勧める。突然オフィスに来たマットが、申し訳なく、恥じている、彼女の夢を応援したいので考え直して欲しいと言う。ジュールズはCEOを起用することを止める。

ジュールズは気が変わったと伝えようとベンを探しに出とが、ベンが太極拳をグループで楽しんでいるのを見つける。彼女はついに自分自身をリラックスさせ、太極拳の練習に参加する。それは、彼女が人生のバランスを見つけたことを象徴する行為である。

【主要人物】

ベン・ウィテカー
演- ロバート・デ・ニーロ

ジュールズのネット通販会社に、シニアインターンとして入社する。ジュールズ直属のインターンとして働くことになる。1965年にノースウェスタン大学を卒業し、電話帳制作会社に40年勤務。営業や宣伝を担当し、最後は印刷の責任者だった。20歳の時に出会った妻のモリーと42年にわたって連れ添うものの死別。息子が1人と孫が2人いる。
妻の死後、ゴルフ、映画、読書、トランプ、ヨガ、料理教室、園芸、中国語などを経験し、自分のことを気に入った女性に誘われたりもするが、満たされない日々を送っている。そんな時に「ABOUT THE FIT」のシニア・インターンのチラシを見つけ、履歴書代わりの動画を撮影して送り、面接の結果インターンとして採用されることになる。会社の専属マッサージ士のフィオナと出会い、心を通わせるようになる。

ジュールズ・オースティン

演- アン・ハサウェイ

服を試着してコメントしたブログが人気となり、女性向けファッションのネット通販サイト「ABOUT THE FIT」を立ち上げ、わずか1年半ほどで瞬く間に会社の規模を拡大させたやり手の女社長。自ら顧客対応をしたり、自社サイトで購入して包装を確認したりと、自分の仕事に情熱を燃やす生活を送っている。
しかし、企画制作のセンスを高く評価される一方で、ハーバード出身ではなく、ベンチャー企業の経営経験が浅く、発想が型破りすぎるためか、出資者たちからは「外部からベテランのCEO」を迎えることを勧められている。
シニアインターンで自分の直属の部下となったベンのことは、最初は「高齢者が苦手」であったため、他に配置転換することを考えていたが、ベンの誠実できめ細やかな仕事ぶりや言動に触れ、やがて有能なベンを頼りにするようになる。
専業主夫の夫マットと、一人娘のペイジがいる3人家族。小言の多い実母との関係はあまり良好とは言えず、母の悪口を夫宛てのメールに書いており、それを誤って母本人にメールしてしまう。ストーリーの終盤、夫が浮気している事に気づき、ベンに相談することになる。

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