見出し画像

『柔道一直線』 【1969年ドラマ】


【感想】2024年7月12日

部活シリーズ 第14弾 『柔道部』
このドラマは私には名作です。
現在、YouTubeで第1話、2話が配信中です。設定が中学生、とても見えない。
わざとらしいウザいセリフ、野原がある風景、トッテオキは、まだ機関車が走ってた、とても懐かしかった。

汽車を避ける車先生

「柔よく剛を制す」体が小さくても、相手の力を巧みに利用し、大きい人を豪快に投げ飛ばすことが出来る。古代中国の老子の思想を基調に書かれたと言われる『三略』の中の有名な一節。このドラマで学びました。

ドラマの中で、体の小さな一条直也が車先生に弟子入りして、辛い特訓の末編み出した必殺技で勝っては負けを繰り返し、都度不屈の精神で勝利を掴んでいく青春ドラマでした。

強敵の中でも、風祭右京(後の仮面ライダー2号一文字隼人役佐々木剛さん)、
ピアノを足で引く結城真吾(演:近藤正臣さん)は、ライバルとしてかっこ良かった。

佐々木剛さん
近藤正臣さん

友達と体育の時間、柔道一直線ごっこで、地獄車を掛け合ったのも楽しい思い出となりました。
未だに、毛布を手にすると頭からかぶり、神社の階段を転がり落ちる妄想をします。
車先生は、星飛雄馬の父ちゃんに似てて鬼でした。
OPの主題歌、今はない、古いくさくて、力強い歌、歌詞を観なくても歌えます。
では、また。 

【作品情報】

『柔道一直線』
原作:梶原一騎氏・作画:永島慎二氏・斎藤ゆずる氏の漫画作品。
東映制作ドラマ、1969年6月22日から1971年4月4日までTBS系列で毎週日曜日19:00 - 19:30放送。

【あらすじ】

主人公・一条直也の父親は1964年の東京オリンピックの柔道で敗れ、命を落とす。直也は車周作の指導のもと、「地獄車」、「海老車」などの技を駆使して外国人柔道家や日本のライバルたちと戦う。
最後は師匠・周作が直也に「地獄車からの脱皮」と新たな飛躍が必要と見て、敢えて敵の外国人柔道家に「地獄車攻略法」をさずける。直也は試合でも相手の誘いに乗らず、冷静に普通の投げ技で破り、最後は日本人のライバルを地獄車で下して優勝する。周作は負けを認め、直也の活躍がテレビ中継されている料理店で酒を飲みながら息を引き取る。

主な必殺技
地獄車、新地獄車、地獄車回転レシーブ
車返し、フェニックス、二段投げ
ライナー投げ、海老車、天地渦巻き返し
飛龍、真空投げ、十字不知火
真捨身山彦、四方十字固め、山津波
大津波、ハリケーン投げ、ジャンボ投げ
卍崩し、大噴火投げ、岩石崩し
さそり落とし、空中二段投げ、新二段投げ

【主要人物】

一条直也(演:桜木健一)
車 周作(演:高松英郎)
高原ミキ(演:吉沢京子)
底の下ホテル・管理人(演:由利徹)
竜星中学柔道部・先輩(演:白木みのる)
通りすがりの侠客(演:梶原一騎)
明和高校柔道部 
風祭右京(演:佐々木剛)
桜丘高校柔道部
部長 鶴田先生(演:名古屋章)
OB 鷲尾 健(演:千葉真一)
部員(3年生) 結城真吾(演:近藤正臣)
武徳館 鳴門三郎(演:倉田保昭)

「部活」バックナンバー

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?