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『ズートピア』【2016年Disneyアニメ】

【コメント】

2024年4月1日投稿

ディズニープラスで視聴済。お子さんの教育にお勧めの作品。一見女性軽視の差別ですが、人種差別や多様性など社会問題に向き合う作品です。
以前どこかの大学で、自分の研究室に自分が気に入った女性のみ採用する男性教授の事件がありましたが、そんな教授に是非観てほしい作品です。

あと、例えが不適切と思いますが、あえて大げさに例えます。今の学校教育を早く見直さないと日本は衰退します。学校という場所は、いまや檻のない動物園、肉食獣も、草食動物も、霊長類、鳥類、小動物まで何でも同じに扱う動物園と同じです。これはお金の問題ではなく、政治の姿勢の問題です。では、また。

【作品情報】

『ズートピア』、2016年のアメリカ合衆国コメディ・アドベンチャー映画。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオにより3Dコンピュータアニメーション方式で製作。2016年2月7日に初公開。2017年アニー賞、アカデミー賞(いずれもアニメ作品賞)受賞作品。

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとしては、1937年公開の『白雪姫』から数えて第55作目となる作品。動物の手で築かれ、肉食動物と草食動物が共に暮らす大都会「ズートピア」を舞台に、夢を信じる新米ウサギ警察官ジュディ・ホップスと、夢を忘れたキツネ詐欺師ニック・ワイルドの2人を主人公に据え、連続行方不明事件を解決する中で変わってゆく2人の関係を軸に、その中であぶり出される人種差別やあざむき、だましなどといった大都市の社会問題を描いている。

【あらすじ】

田舎町バニーバロウに暮らすウサギの少女ジュディは、「よりよい世界を作るため」と警察官になることを夢見ていたが、両親を含めた周囲は「ウサギの本職ではない」と彼女が警察官になることに否定的であった。しかし15年後、彼女は持ち前の勤勉さを活かし、様々な不利や扱きに耐え抜き、警察学校を首席で卒業し、ウサギで初めての警察官が誕生したことを祝うライオンハート市長によって市中心部へ配属される。初日、ジュディの所属課では肉食動物ばかり14人が行方不明となる事件の捜査を行うことになる。ズートピア警察署(ZPD)の署長ボゴは、サイやゾウといった屈強な署員を捜査に充てるが、ジュディには駐車違反の取締を命じた。不満を感じるも、ジュディが取締をしていると、ゾウの店で巨大アイスの販売を拒否されるキツネの親子ニックとフィニックを見かける。彼女はアイスを売るよう店に説得し2人に感謝されるが、実は親子ではなくアイスを転売して金儲けする詐欺師コンビであった。ジュディはニックを問い詰めるが、自身の生い立ちを否定する言葉を返される。翌日、ジュディが駐車違反の取締をしていると、花屋で強盗事件が起こる。命の危険が迫るネズミの女性を助けつつ、犯人のデュークを逮捕するが、職務放棄に加え、ただの球根のために危険な追跡をしたとしてボゴに咎められる。彼女は警察らしい仕事をしたいと食い下がるが、ボゴは自分が配属を決定した訳ではないと更に責め立てる。そこへ、オッタートン夫人が夫エミットの捜索をボゴに直訴すべく、ベルウェザー副市長と共に来署する。これを見たジュディは自分がその捜査をすると言うが、これがボゴの逆鱗に触れ、「48時間以内に解決できなければクビ」と告げられる。

【主人公】
ジュディ・ホップス

アナウサギの女性。立派な警察官を目指し田舎町のバニーバロウから上京してきた、ズートピア初のウサギの新米警察官。冒頭では9歳だったが、就職時は24歳。劇中の役職はZPDのシティ・センター第1分署に所属する巡査。故郷では両親と275匹の兄弟と共に暮らしていた。両親からはジュージューと呼ばれる。柔軟な思考力を持っており、草食系動物ながらに幼い頃からズートピアで警察官として働くことを夢見ており、当時からいじめっ子のギデオン・グレイにも立ち向かう勇敢さを見せるが、両親には「ウサギはニンジン作りをするのが幸せ」と言われ続けていた。類いまれなる才覚を持ち、警察ではぞんざいな扱いを受けるも、最初に言い渡された駐車違反の取締ではボゴに言われた「1日100台」に対して「昼までに200台」を達成させるなど、どんな仕事でも努力を欠かさない。勤務中は常に録音機能があるニンジン型のペンを持ち歩き、ニックの脱税やベルウェザーの悪事を暴くなど、捜査に役立てる。また、上京時に両親からもらったキツネよけスプレーも持ち歩いていたが、後にニックとの葛藤を引き起こす。
ニックと初めて会った時に詐欺師とは知らずアイス代を肩代わりしてしまったり、ナチュリストクラブの客を直視できなかったりとウブではあったが、ニックと関わる内にオオカミの気をそらすために遠吠えの真似するのを思いついたり、ニックと共にベルウェザーを欺き証拠をつかむための芝居をするなど、機転が利くようになる。
ベルウェザーの悪事を暴いたのち、警察学校の卒業式で演説を行いニックにバッジを授けた。その後は一人前の警察官として認められ、ニックと組んでスピード違反の取り締まりを命じられる。
ジュディは2018年に公開された『シュガー・ラッシュ:オンライン』にも一瞬登場している。


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