見出し画像

"他人のため"より"自分のため"の方が綺麗になれる話


30歳を超えてから気づいたこと。

自分で自己肯定感を上げるために綺麗になる方が持続するし、圧倒的に結果が出る。

他人のために綺麗になろうとするとせっかく頑張っても期待はずれの答えが返ってきたりして結果元に戻ってしまうのだ。

あー、20代の自分に教えてあげたい。その努力、考え方を変えれば無駄にならなかったのに、って。


もともと全く可愛くないしオシャレでもなかった私は大学でそれなりにキラキラしたサークルに入った。キラキラって言ってもうちの大学は都内の有名私立なんかとは比べものにならないお固め(?)の大学だったからそんなに居場所がなくなることもなかった。

初めてメイクを覚えて定期的にお洋服を買って髪も可愛く切って。頑張って頑張って頑張った。

高校から大学までの私の成長は目覚ましいものだった。これはとにかく可愛くなりたいという欲求から生まれたものだったと思う。つまり自己満。貶されても気にせず頑張れた。自分のためだったから。


そこから時は過ぎ20代半ば。当時は激務で非常に不健康な生活をしていた。みるみるうちに体重は増えたし、睡眠不足で肌はボロボロ。流行りをリサーチする余裕もないからオシャレからも遠ざかっていった。

ある時、当時付き合っていた彼から「え。脚やばくない?てか、おれマジで太りすぎたら嫌いになるよ?」と宣言され、渋々ダイエットを開始。

結果、一時的に2キロ減くらいはしたものの、そこから停滞とリバウンドを繰り返した。

毎日毎日、彼は優しさで「デブ、デブ」と言ってくるようになった。そういう厳しさをバネにして痩せて欲しい、と。

でもそれは逆効果で、毎日あー、私はデブなんだ、と思い込んでネガティブになってしまったりちょっと結果を出したときに褒めてもらおうと思って報告しても「え、まだそれしか痩せてないの?」と言われて萎えてまた食べ過ぎてしまったり。

彼をフォローするようではあるが、逆境をバネにするタイプだったから、ほんとに優しさで言ってたんだよね。うん。



31歳の時の彼もまた同じような人だった。私がダイエットしたいな、というと運動法や食事法を、事細かに教えてくれた。そして、私が報告すると、「いや、それ水が抜けただけだから」「デブ、デブ」と厳しく激励してくれた。

結果、痩せなかった。ある時までは。

この話をここで終わりにすると、最低最悪なDV男に捕まった愚痴女の戯言みたいになってしまうのだけど、結果、私痩せたのです。それは明確にマインドが変わったからだと思っている。



31歳のダイエットの時、当初立てた目標は自分が買ったスキニーが履けるようになること、自分の好きな服を好きなだけ着れるようになることだった。

それがいつのまにか目標が変わってしまって彼に褒められることになってしまっていた。

大学のときの経験を思い出して、改めて目標設定を見直し。この服が着たい、この髪型がしたい、などなど自分がやりたいこと、自分が可愛くなるための目標に再設定したらもうびっくりするくらい、みるみるみるみる痩せました。

途中何度もデブって言われたけど、むしろそれもいいバネになった。

外的環境を変えたのではなく内的思考を変えただけで全然成果が変わったのです。




つまり。結局のところ綺麗になりたいなら自分のためにやった方がいいよ、ということ。他人に褒められるため、とかそういうのは期待しない方が精神的に楽。

それで、他人に褒められたらラッキー!くらいが本当はちょうどいいのです。


でもね。

これはほんとに一言だけ言いたいんだけど。

元カレたちよ、女は誉めた方が伸びるぞ。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?