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仕事のレベルの図解

今回は仕事のレベルを図解して解説します。

仕事のレベルの図

新入社員(非正規)レベルの仕事

図の通りマニュアルや教育が整備されていて、ルールや手順を守ると再現性が取れる仕事です。定型事務や測定・製造業務もここにあたります。
会社が忙しくなると、この領域の仕事が増えます。なので非正規雇用の方に担当いただくことがあります。
非正規の方で正規社員と同じことをしているの給与差があると言われる方がいますが”正規雇用の中堅以上の社員”がこのレベルの仕事をずっと担当しているケースが原因と思っています。

主任(中堅)レベルの仕事

この領域は、新人への指導・トラブル対応・新規事業への参加などの仕事です。特徴としては頻度が少ない(月次以下)、非定型である(単純購買業務でなく見積や稟議が絡む・・など)が挙げられます。
指導や改善は一人で完結しないので、上司や同僚への巻き込みが必要です。
この領域では”ひとつ抜けた特技”が必要になります。
大企業ではここまでは基本エスカレーターですが、ここから差がつくことが多い印象です。

係長・課長レベルの仕事

この領域からは本格的に会議などで、他部署と一緒に仕事をする機会が増えます。また部下ができ指示出しや進捗管理など”ヒューマンスキル”が必要になります。またタスク管理をしっかりできる人と苦手な人で仕事効率に大きな差が付きます。昇進前から仕事が早い人のタスク管理を見たり、考えておいたほうがいいみたいです。(自分は管理職ではないので・・)いざ〇長になると引継ぎや業務に忙殺され、なってからどうタスクしようか?なんて考える暇はないと聞いたことがあります。

まとめ

  • 短期の教育やマニュアルを見てできる仕事は、新入社員レベルで非正規の方に頼むことが多い 一部ここにずっといる社員がいることが問題

  • 簡単な仕事の指導や改善は主任レベル 定型業務をこなしながら改善や指導・頻度の少ない仕事・非定型業務を並行して行う

  • 他部署を巻き込みマネージメントするのが〇長レベルの仕事 タスク管理能力が如実に出る

  • これらは人事制度のそのまま職務定義になっていることが多いです

次回予告

人事制度の仕事定義の説明見たくなりましたので、次回は目標管理(MBO)の問題点を解説したいと思います。



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