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RPAの作用・副作用

RPAとは

RPAとは、ロボティックプロセスオートメイトの頭文字でPC作業の自動化です。基幹システムやoffice(マイクロソフト)などに行き来可能で、”AシステムにあるデータをBシステムで出力”(いわゆる転記作業)や、定型事務操作を記録→自動化が可能です。M365を導入している場合はpower platformと呼ばれるシステムでRPA化が可能で、他ツールではUiPathやWin actorと呼ばれるツールがメジャーです。

RPAのメリット

・単純事務の自動化でコストダウンや作業時間短縮が可能
・転記ミスなどヒューマンエラーがなくなる
・創出時間が”改善や創造的業務”にあてられる

RPAのデメリット

・ロボの管理が必要 特にスキルノウハウを持つ管理者がいないと野良ロボットが出来てしまう
・ロボの不具合の際、手作業がわかる人がいないと作業が停止する
・管理コストがかかる(外注、内部開発ともに)
・RPA化した作業の人員転換が必要(ここを生かせないと意味がない)

DX時代に求められる能力

①power platformで部署内の小さな定型業務を自動化できる
RPAも大小さまざまですが、小さな業務を部署内でpower platformで自動化できると優秀人材になります。今でいうExcelでマクロやテーブルを作れる人が優秀に似ています。
部署を跨ぐための伝票類や自動転送などは、比較的容易のできます。
(power automateとpower appsで可能)
データもpower BIを用いると、グラフ化なども自動化できます。
ノーコード(プログラミングなし)で自動化ができるので、素人でもしっかり勉強すればできるようです。
②定型事務のコストや工数を出せる人
大きなRPAは年間や月間コストを算出し、効果が大きいものを”提案”できる人は間違いなく優秀な人材でしょう。どの部署がどのくらいの工数実施しているなど予測したり、導入効果を定量的に説明できる能力が求められます。
③RPAで空いた時間や予算で新たな付加価値を出せる人
RPA導入前に、空いた時間のプランを考えている人は優秀です。例えば属人化を教育やジョブローテンションで解消し、有給や産休が発生しても残業が出ない体制を構築したり、さらにRPAを推進できる人です。
会社の”ボトルネックの解消”と”新規事業開発”の視点で動ける人材を目指したいですね。

次回予告

今回はRPAについての記事でした。
VUCAの時代で激変があるかもしれませんが、義務教育でプログラミングが入るなどの話もあるので、時代に置いて行かれて”働けないおじさん”に将来ならないようにまずは”power platform”を勉強しています。
次回は会議についての記事を書こうと思っています。

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