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仕事における本音と建前

本音と建前とは

仕事に限らずコミュニケーションには、本音と建前があります。
誰でも、”お世辞や嫌みなど”言われた経験は間違いなくあるでしょう。
これも本音と建前の一部です。

仕事の場合

例えばマニュアルやルールがありますが、その中に”本音と建前”があります。具体的には過去のミスから過剰な対策がされているため、守る人とそうでない人がいるルールがあったりします。
この場合は”本音”で仕事をする人は守りませんし、”建前”で仕事をする人は守ります。

なるべく本音ベースの仕事に

ルールやマニュアル、風習など人によって守ったり守らなかったりしますが以下の工夫をして”本音でも守るルールや風習”を作りましょう。
①納得できるルールやマニュアルを作る
裁量を与えるために、基本ルールのみは決めて置きマイクロマネジメント的ルールやマニュアルから脱却しましょう。明確な存在理由を説明できないルールは形骸化するものと思いましょう。
②方針をはっきりする
建前で方針をぼかしていることが多くあります。例えば人事制度の有利不利が出るのに、誰が有利か不利かをボカシて”平等な処遇”などということがあります。これでは不利になった人は不信感を抱き離職やモチベーション低下につながります。上司でも方針がない人は人間関係で仕事を決めるように、見えるため”こういう人材を抜擢したい”など本音を伝えることが肝心です。
③みんなやっているからと思考停止しない
建前で辞めれない仕事は多いです。例えば”やっている感”を出すための仕事や”全員が無意味”と思っているのにやる仕事です。本音で意見を出せる心理安全性の高い職場になれば、無駄は減っていくでしょう。
④建前も理解する
上司の上司や行政などで無駄なことが発生し、本人に解決不可能な場合が多々あります。そこを理解した上で仕組みを見直したり、世論を味方につけるなどして徐々に建前を減らしていきましょう。
⑤建前が必要な場合もある
過去に事故や法令違反があった場合は、過剰な対策になりがちですが再発すると事業継続に問題が出たりします。また顧客や行政からの指導や要請の場合があります。

まとめ

・本音では非効率はしたくなく、楽をしたいもの
・本音仕事は効率的だが、建前も必要

次回予告

今回は本音と建前について考察しました。
なるべく本音ベースで仕事をしたいですね。次回は動機づけについて考察したいと思います。

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