昨夜のできごと

年に一回、恒例の高校の美術部の集まりに出る。

誰の家からも近くない千駄木に集合、おいなぜここに決めたのだ。

とはいえ、我々のホームには、この手の風情のある店はないな、良い良い。

昔から真面目なのだが少しだけずれている先輩が、この辺りは建物と建物の距離が近いと、しきりに感心している。

だって都内だぞ、それはあなたの住んでいる上尾とは違うだろう。

美しくて皆の憧れであった先輩が、リュウマチで膝が痛いというので、座布団を何枚も手渡す。

まぁ自分も糖尿と痛風持ち。

一人を除いて、集合時間の15分前には集まったので、待つか、いいや飲んじまおう、と乾杯。

最後の一人は時間通りに現れたが、なんとなく遅刻したような扱いになる予定調和。

ちょこちょこ近況を報告しながら、全体としては病気と老化の話。

あんこう鍋を食べようということになったが、初めてなので、俺の食べたつみれみたいなものがあん肝なのか、最後まで分からない。

刺身の盛り合わせをお店の方が一つ一つ説明してくれたのだが、説明を受けた先輩は何も聞いていない。

ああこの人は高校時代からこんな感じだった。

牡蠣も鶏も雑炊もうまかった。

生中とグラスの日本酒、サワー2杯を飲み終了。
よく喋ったな、中身はないが。

みんなで埼玉方面へ帰宅。だからなぜ千駄木。

飲んだ翌日はもう使い物にならず、上記の出来事を文章にまとめる気力もない。
なので箇条書きにしてみた。めでたしめでたし。