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2nd step #1 母の日に思うこと
オンライン英会話を始めて、1年が経った。
そして、DMM英会話に変えてから
もうすぐ3カ月が経とうとしている。
システムや受講時間、レッスン内容等、
クラウティとの違いに最初は戸惑ったけれど、2カ月が過ぎた辺りから慣れてきて、少しづつスムーズに進められるようになってきた。
個人的にDMMに変わって良かったと感じているのは、1回の授業で学べる語彙力が増えた事だ。
【Daily News】のレッスンを月曜から土曜日まで受けているのだが、1つの記事で
【語彙・リーディング・スピーキング】
の3つのスキルが鍛えられている気がして、
すごく有益だと感じている。
とは言っても、初めて受講するレッスン内容なので、慣れるまでがとても大変で、最初の方は予習に何と3時間近く掛かっていた。
今は少し慣れて2時間以内に出来るようにはなったけれど、上級者の方々は、仕事帰りに軽く予習して受けているそうで、それを知り、目が点になってしまった。
私の場合、それが出来るようになる迄には、まだまだ時間が掛かりそうだ。
そしてオンライン英会話を変える上で一番
ネックだった【自分に合った先生を探す】事
も今の所順調にいっている。
有難いことに先生の評価と受講生のコメントを見ながら選ぶことが出来るので、今の所嫌な思いはしていない。
【馬が合う】というレベルの先生は、まだ見つかっていないけれど、今まで受けた先生達は、皆さん親切で、指摘やプラスαの情報をくれる先生達が多くて有り難い。
目標だった【Daily News】のレッスンを始めて、レベルの高さについて行くのに必死な今、盛り上がるレッスンよりも、沢山間違えて学習することを優先しているので、レベルの高い教材を使いながら、複数の先生の指摘を貰える今の学習内容には、とても満足している。
毎日違う先生でレッスンを受けているので、大体毎回レッスンが始まった時、
「前回のレッスンの後何をしていましたか」
と聞かれる。
わざわざ言うほどの出来事があまり無いので困る事もあるけれど、何かイベントや祝日の後は話しやすい。
先月母の日に、娘から手作りのペン立てを
貰った。
図画工作が好きな娘が紙粘土で作り、絵の具で色を塗った自信作だ。
「英語を頑張っているお母さんに」と言ってくれたのだけれど、使って汚れてしまうのが惜しくて、今はリビングの一角にある
【アートコーナー】で、他の作品たちと一緒に飾っている。
母の日があった次の週、レッスンの
オープニングトークで、何人かの先生と
この事について話をした。
「先週末に母の日があり、娘が手作りのペン立てを作ってくれました」と実物を見せながら説明した。
どの先生も「良いですね」と言ってくれた。
しかし、そのうち1人の先生だけ様子が少し違った。
「良かったですね」と言いながらニッコリ笑ってくれたのだが、その後、急に何か不穏な空気が流れ始めたのを感じた。
顔が強張り始めた先生は、私に
「母の日はいつだと仰いました?」
と再確認し、そしてボソッとつぶやいた。
「怖いな…」 と。
そして、何やらパソコンで調べ始めた様で「カチカチ」とキーボードを叩く音が聞こえる。
その後先生は少し安心した様子で、
「私の国の母の日は、2週間後の様です。
教えてもらってよかったです。」
と言って感謝してくれた。
どうやら先生は母の日をすっかり忘れていたようだ。
私の一言が思い出すきっかけになったらしい。
母の日を忘れると何か怖い事が待っているんだろうなと、一瞬想像して笑ってしまった。
そして、お母さんが怖いのは、万国共通なのかもと思い、何故かとても親近感が沸いた。
先生はその後続けて聞いてきた。
「父の日はいつですか?」 と。
【さっきは笑ってしまってごめんなさい】
と心の中で反省した。
この先生はご両親に感謝する事を忘れない
立派な人だなと思った。
そして先日、先生の国の母の日が過ぎた頃、
レッスンで質問してみた。
「ところで、母の日はどうでしたか?」と。
先生は「私の国では母の日は特別なお祝いをしたりはしませんが、簡単な贈り物をしました」と教えてくれた。
先生は無事に母の日を終える事が出来たようだった。
異国に住む見知らぬお母さんが、母の日のプレゼントを無事受け取った事を知り、なぜかとてもホッとした。
そしてそれはとても不思議な感覚だった。
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