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40代・乳がんサバイバーです。 治療後の喪失感から抜け出す為に、どうしても人生で叶えて…

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40代・乳がんサバイバーです。 治療後の喪失感から抜け出す為に、どうしても人生で叶えてみたかった国際交流という夢を、週6オンライン英会話で実現中。1日25分の小さな国際交流を通じて、先生達とのコミュニケーションから学んだ価値観や考え方を主にエッセイにして綴っています。

マガジン

  • English Journey 2nd step

    週6受講している、DMM英会話のオンラインレッスンの記録。世界各地の先生達とのコミュニケーションを通じて感じたり、学んだことについて書いたエッセイです。(不定期更新)

  • がんサバイバーのENGLISH JOURNEY

    乳がん治療後から始めたオンライン英会話クラウティで, セブ島の先生達と一緒に勉強した10カ月の記録。

最近の記事

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英会話初心者だった私が見つけた続けやすい英文法学習法

こんにちは!yatch(やっち)です。 私は乳がんサバイバーで、治療後の喪失感を抜け出すために、ずっとやってみたかったオンライン英会話を昨年5月から始めました。 そして現在まで、大体週6日のレッスン受講を、1年3カ月続けています。 これまで勉強してきた過程で、一番自分の英語学習を飛躍させる土台となったのが【英文法学習】でした。 最初は文法書を買って自分で始めてみたものの、なかなか一人だと進めることができませんでした。 でも専業主婦だし、値段の張るコーチングは使えない

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    • 京都からセルビアへ 2つの異なる考えが教えてくれた「幸せ」の本質

      きっかけは、京都で乗ったタクシーの運転手さんの一言だった。 訪日客の増加について話していた時、運転手さんが、 「外国の富裕層はきちんと教育を受けているからとっても礼儀正しいですよ。日本は幸福度ランキングでも下の方ですから。」 と教えてくれた。 私は運転手さんの苦労を思いながら、 「そうなんですね。」 と答え、幸福度という言葉について考え始めた。 日本が幸福度ランキングで低い順位にあることは 何となく知っていた。 今年発表された幸福度ランキングで、日本は51位だ

      • 月見バーガーが書き換えた昭和マインド

        先日オンライン英会話のレッスンで、ポーランドの先生とマクドナルドに関する記事を取り上げた。 内容は、マクドナルドの従業員がヒゲを伸ばしたり、髪を染められるようになったというものだった。 記事を読んで、今では東京の殆どの公立学校が黒髪の規則を変更したと知り、感慨深い気持ちになった。 私が中学や高校の時、地毛が茶色の生徒は教師から疑いの目で見られ、黒に染めなければならなくなった生徒もいて、当時その事に物凄く嫌悪感を抱いていた。 先生は月見バーガーの写真を画面に出して、

        • 2nd step #11  先生は突然、画面越しにミノムシになった

          オンライン英会話のレッスンをこの1年3ヶ月受講してきて、最近実感しているのが、感情や思考は国や人種を超えて共有出来るということ。 当たり前と言えば当たり前なのだけれど、最近それをとても面白いと思っている。 この半年で受講数最多の先生。 受講数最多にして、今でも一番緊張する先生だ。 何故かと言えば、多分隙がなさそうに見えるからかもしれない。 大体の先生が、レッスンを進めるうちに打ち解けて、友達の様な感覚になっていくのだけれど、この先生はずっと私の中で先生のままだ。 良

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        • 月見バーガーが書き換えた昭和マインド

        • 2nd step #11  先生は突然、画面越しにミノムシになった

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        • English Journey 2nd step
          13本
        • がんサバイバーのENGLISH JOURNEY
          8本

        記事

          2nd step #10 教科書では知り得なかった【戦争の歴史】を学んだ50分

          DMMでDaily Newsのレッスンを始めて半年が経った。 半年前始めた頃、一番下のレベル5の記事を読むのもおぼつかなかったのが、最近は一度音読すると大半の意味は理解できる位になった。 時折レベル5・6の記事だと面白みを感じない時もあり、思い切って一つ上のレベル7の記事に挑戦してみることにした。 この日私が選んだレベル7の記事は、 【ダーク・ツーリズム】 に関する記事だった。 ダーク・ツーリズムとは、戦争で被害を受けたところや災害に見舞われたところを訪れる旅につ

          2nd step #10 教科書では知り得なかった【戦争の歴史】を学んだ50分

          ネガティブな一言から【ポジティブな言い方】を学んだ話

          こんにちは!yatch(やっち)です。 今日は、人とのコミュニケーションにおける【ネガティブな一言】から、私が学んだことについての話をお送りします。 私はいわゆる【陰キャ】で、あまり人間関係が得意ではありません。 最近知人や家族との会話で、「その一言、要るかな…」と、人が発した否定的な表現に違和感を感じた事が何度かあり、そこからオンライン英会話の先生達とのコミュニケーションを通じて、気付きを得る出来事がありました。 その経験を通して学んだことを今回は記事にしました。

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          ネガティブな一言から【ポジティブな言い方】を学んだ話

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          割れてしまったので、夫にネットで注文してもらった神棚のお神酒入れ(右)。 サイズを測らなかった夫と、測ったほうか良いよと言わなかった私 何となく言いそびれてしまった事への罪悪感

          割れてしまったので、夫にネットで注文してもらった神棚のお神酒入れ(右)。 サイズを測らなかった夫と、測ったほうか良いよと言わなかった私 何となく言いそびれてしまった事への罪悪感

          2nd step #9 ブリティッシュアクセントのハードル

          オンライン英会話を始めて1年3カ月。 先日新しい先生の中に、イギリスで育ったという先生を見つけた。 既にレッスンを受講した人たちのレビューを見ると、生まれは別の国だけれど、育ちがイギリスの先生で、もう殆どネイティブスピーカーなのだそうだ。 お気に入りの先生たちが、かなりの人数お休みしていた時期で、新しく受けられそうな先生を丁度探していた時だった。 紹介動画を見てみると、確かにTOEICテストの様なブリティッシュアクセントだった。 私はTOEICのリスニングの中で、ブ

          2nd step #9 ブリティッシュアクセントのハードル

          【何者にもなれない】呪いが成仏した日

          ずっと【何者でもない自分】にコンプレックスを抱えてきた。 よくあるファッション雑誌のストリートスナップのように、肩書がつく人たちが羨ましくてたまらなかった。 いつも周りの人と比べ、自分は劣っていると思い続けていた。 こんな私なので、乳がんの告知を受けた時、真っ先に心の中に思い浮かんだ言葉もこの言葉だった。 診察室を出た瞬間、 「結局私は私の人生で何者にもなれなかったな」 と思ったのだ。 この言葉は呪のようにずっと私に取り憑いて離れなかった。 先日、告知されたあ

          【何者にもなれない】呪いが成仏した日

          2nd step #8  先生のオリジナル抜き打ちテスト

          長かった今年のお盆休み。 レッスン間隔が空くと英語脳を取り戻すのに苦労するので、帰省中も時間がある時はレッスンを受けていた。 この日受けた先生はいつもと違う背景に気づいたようで、事情を説明すると、 「良い部屋ですね」 と言ってくれた。 先生には和室の押入れのデザインが新鮮だったようだ。 そんな挨拶も早々に、その日選んだ記事を音読し始めると、いつもはあまり止められないのに、この日はタイトルから訂正が入った。 私が発音した$(ダラーズ)の発音が違うらしい。 説明を

          2nd step #8  先生のオリジナル抜き打ちテスト

          ザワザワ村からみた美瑛

          先月家族で美瑛にあるスプウン谷のザワザワ村を訪れた 忘れられない景色と穏やかに流れる空気 とても大事な夏の思い出です。 #夏の1コマ #夏の写真 #夏の思い出 #写真

          ザワザワ村からみた美瑛

          2nd step #7 想像の壁を越えて生まれた共感

          オンライン英会話のデイリーニュースレッスンでは、旅行や言語、テクノロジーやエンターテイメントなど、毎日様々な種類のニュースが更新されていく。 私は今まで、その日レッスンを担当する先生が好きそうなトピックを選び、なるべくディスカッションの盛り上がる、楽しいレッスンにしたいと思ってきた。 私は割と他人の気持ちを察することが得意な方だと思っている。 この特性を生かして、実際色んな先生に、 「良いトピックを選んだね」 や 「面白いトピックだね」 と言ってもらった事も何度かあ

          2nd step #7 想像の壁を越えて生まれた共感

          2nd step #6 4日かけて英語脳を取り戻した話

          夏休みが始まり家族で旅行に行っていた。 その間、オンラインレッスンはお休みした。 旅行から戻ってきた夕方、一番心置きなく話せるお気に入りの先生のレッスンスケジュールに、まだ空きが残っているを見つけた。 この先生のレッスンなら大丈夫だろうと思い、4日ぶりに予約したのだが、予習をしていると、自分でも驚く程単語や文法を忘れていることに気づく。 そして、いざレッスンが始まると、文章を頭から絞り出すように作るので、回答にすごく時間が掛かってしまった。 翌日、別の先生のレッスンで

          2nd step #6 4日かけて英語脳を取り戻した話

          思い出を共有するという幸せ

          先日家族で北海道に出かけた。 毎年この時期旅行に行っているのだが、昨年からは私達家族3人に加え、義両親も参加してくれている。 2年前に病気をした時、思い出と時間がいかに貴重なものかということに気づいた。 今まで買った沢山の洋服や鞄、本など一切天国には持っていけない。 そんな当たり前のことに気づかされてから、時間を無駄にするような人間関係を整理し、もっと自分の大切な人たちと幸せな時間を共有して思い出を残していきたいと思うようになった。 義両親は一言でいえばとても奥ゆか

          思い出を共有するという幸せ

          2nd step #5 青春の光と影

          前回、下半期の目標を見つけたことについて書いた。 あれから、ちょくちょくこの先生のレッスンを受けている。 知的で優しいその先生は、マハーシャラ・アリのように礼儀正しい人で、レッスンの最後にはいつも受講のお礼を言ってくれる。 そして、レッスンの冒頭でTOEICが30点も下がってしまったと話せば、「それはとっても残念です」と沢山のお悔やみの言葉とともに、的確なアドバイスをくれる非常にスマートな先生だ。 その先生が先日、無事卒業論文を出し終えたそうで、その時撮った記念写真を

          2nd step #5 青春の光と影

          自分の難点、『我』を見つけた話

          「我(が)を出してはだめよ。」 これは私が茶道の先生に言われた言葉だ。 先生は私に「自分が誰かの為にしたことを、相手にまで求めてはいけない」という意味で言ったのだ。 そう、私の性格のダメな所はそこなのだ。 心の奥底に『Give and Take』の精神が根強く残ってしまっている。 「そうなんですよね…」 そう返答しながら、頭では分かるけれど、心から腑に落ちるという所までいかずにいた。 そして先日、やっと先生が言った『我』の意味を理解する出来事があった。 うちの

          自分の難点、『我』を見つけた話