ヒト集め、カネ集め
「キリスト教の会」は、教職者の生活費、会堂の維持費、宗教団体組織の存続また拡大、を主な目的として活動する。
その意図は、人集め、金集め。
イエス・キリストの御名と、聖書の記述を使いつつ、実際の活動は新興宗教と似たり寄ったり。
その意図は、人集め、金集め。
「キリスト教の会」において、「霊の救い」は起こります。
イエス・キリストは「ことば」であり、ご自身を偽ることがないお方です。
なので、御名と御言葉が語られるのであれば、どこででも「霊の救い」は起こります。
ですが「魂の救い」は、難しい。
イエス・キリストを信じたときは、喜びがあります。
しかしながら、日曜礼拝式を中心とした各種の行事やイベントへの参加、そこで求められる奉仕という名の労働、献金という名目の集金制度などで、年月を重ねるごとに、喜びは削られていきます。
クリスチャンが「霊の救い」を得ていながらも、「魂の救い」を失ったクルシイチャンになるのは、第二仲介者の存在が「魂の救い」を阻害するからです。
ヒト集め、カネ集め。
それはバベルが始まりであり、その意図は反逆です。
@創世記11:4 聖書協会・共同訳
創 11:4 彼らはさらに言った。「さあ、我々は町と塔を築こう。塔の頂は天に届くようにして、名を上げよう。そして全地の面に散らされることのないようにしよう。」
創造主は、増殖また拡散を意図しておられます。
創造の当初には、こう命じられました。
@創世記1:27-28 聖書協会・共同訳
創 1:27 神は人を自分のかたちに創造された。/神のかたちにこれを創造し/男と女に創造された。
創 1:28 神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて、これを従わせよ。海の魚、空の鳥、地を這うあらゆる生き物を治めよ。」
人が創造主に反逆し、堕落した後にさえ
@創世記9:1 聖書協会・共同訳
創 9:1 神はノアとその息子たちを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちよ。
と言われています。
ヒト集め、カネ集め。
それは「世」の意図であり方法です。
「世」とは、創造主を除いて被造物だけで楽しくいこう、という思考。
蛇であるあの反逆者の思考です。
@創世記11:4 聖書協会・共同訳
創 11:4 彼らはさらに言った。
「さあ、我々は町と塔を築こう。塔の頂は天に届くようにして、名を上げよう。そして全地の面に散らされることのないようにしよう。」
それは、高さを求めます。
大きさを求めます。
「キリスト教の会」は、これに似たようなものではないでしょうか。
キリストは、高さも、大きさも、求めてはおられません。
すでに広さ、長さ、高さ、深さを得ておられます。
@エペソ3:18-19 聖書協会・共同訳
エフェ 3:18 すべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどのものかを悟り、
エフェ 3:19 人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができ、神の満ち溢れるものすべてに向かって満たされますように。
@ヨハネ15:1 聖書協会・共同訳
ヨハ 15:1 「私はまことのぶどうの木、私の父は農夫である。
ぶどうは、横に、横に、地べたを這うように、広がります。
キリストを喜ぶ者、小さな者たちの小さな交わりが、この国で増え拡がることを待望します。
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