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人生の分岐路② 10年に1度の答え合わせ

①の続きです


大学生

誰ひとり知り合いがいない中で
縁もゆかりもない土地でのひとり暮らし。

実家を出るなんて考えてなかった。
初めこそ所謂ホームシック、
当たり前に寂しいし怖い思いもした。

学校が始まって一生懸命馴染んだ。
部活に入って仲間ができて
素の自分を出せる居場所を見つけた。
青春した。たくさん呑んだ。
4年間終了。

看護師

地元に戻って看護師として病院に就職。
人間関係に恵まれた。
だた仕事きつい、人の命に向き合った。
コロナきた。
4年目退職。

好きなことしつつ
フリーターでゆるゆる仕事をしています。
看護師の時よりお金ないけど時間はあります。

今となっては、
知らぬ土地でひとりだったからこそ
深い関係の友達ができたりとか
家事とか手探りだからこそ身についた
ひとりでも生きていける生活スキルとか
今の自分に欠かせない経験だったと思います。

また、看護師になったからこそ
いつでもどこでも働ける特権で
あっさり仕事を辞めて
やりたいことをやりながら
生活重視のスタイルに変えられました。

答え合わせ

あの時、
成績が上がっていたら
都内の大学に通っていたら
実家を出ていなかったら
看護学科じゃなかったら

きっと今は全く違うものだっただろうな、
と思います。
どこに住んで何の仕事してるんだろうな
結婚して子どもがいたりするのかな
それを想像してその道もきっといいだろうなと
羨ましくなるのも少しあります。

でも少なくとも、
絶望した大学受験も
辛かった看護師の経験も
今の私を作る大切な材料です。

今自由に過ごせているのも
あの経験があったからなのだと思います。

あれから10年経って
やっとやっと
あの悲しかった春が
あれで良かったんだと
思えるようになりました。

分岐路

高校や浪人の時は
看護師になるなんて思ってなかったし
看護師の時は
フリーターでゆるく生活してるなんて
思いませんでした。

これからの人生
どう進むか予測なんてできないです。

これでいいのかなと思っている道でも
その時その時で真面目に選んだ道なら
その選択を毎回続けていれば
きっと10年後にこれで良かったと
思うんだろうな。

今もなんだか分岐路みたいな感じなのです。
うーん、
この選択が良かったかどうかは
きっとこれからの行動や選択にかかってるんだろうな
日々、精進です。

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