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ミドル世代が納得する転職をする為に_006_再現できる仕事を選ぶ

ミドル世代の転職は、即戦力が求められると言われます。『出来る•出来た』というある程度仕事が出来たという自己評価も周りの協力無しには実現できていないこともあります。冷静に分析しましょう。

転職しても即戦力となって貢献出来るかは、正直なところやってみないと分かりません。分からないながらも面接を通じて擦り合わせをしていく事になります。そんな中、企業と仕事を選択していく際に『再現出来るか』というのは考え方の一つになります。前職で得ていた評価を転職先でも出来るかは、再現性を担保出来るか?

管理部門、経理とか人事の仕事は再現性高いと思います。じゃあ営業職はどうするっていう話になります。

それは前職の仕事と転職先の共通項を探し出し、その共通項の中で能力を発揮出来るかを確認する事かと思います。

具体的には、同業他社。これは共通項が最も多いです。能力や経験を活かせそうと分かりやすいです。でも、同業他社以外にも転職したい方はどうすればいいか?BtoBかBtoC事業で切り分けるとどうなるか?BtoGっていうのもあります。他には、有形商材か無形商材か、単価が高いか低いか?提案型か御用聞き型か?売り切りか継続販売か?ここまで広げると共通項が出てくると思います。まずご自身の販売しているものや形態を見える化してみてはいかがでしょうか?

未経験職種が難しいのは、この共通項がないからです。面接側も結果、年代の若い層にアプローチします。応募者本人の意欲に賭けるわけです。

ミドル世代の転職で挑戦するも良し、失敗しない道を選ぶも良しです。でもまずはしっかりとした分析はした上で『勝ち筋』を掴んでいただきたいです。とはいえ、私は転職時、経験年数たった2年弱の内部監査人でした。未経験ではないものの、管理部門系ではあるものの、採用した企業には感謝です。私は再現性が高いも何も、1回目に成功出来てないし、成功したと言えるほど経験積んでないし…。半分ポテンシャル採用の様なものでした。こんなケースもありますが。

再現性高い仕事を選ぶのは、挑戦する気持ちに背いていることではありません。自分の出来る事をより高い価値を出せるようにする為のものです。未経験に応募するから偉い、そうでないから守りに入ってるなんて事はありません。どうなっていたいのか?に最も近い仕事を選択していく事があるべき道だと思います。ご参考になれば幸いです。

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