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パレット

とあるの日の晩。インスタのDMが来た。
相手は高校時代のクラスメイト。
お互い話した事はあったけど,一緒に遊んだりは
してなかった。
彼は生徒会,自分は部活と受験に追われていた。
彼の印象は生徒会しながら青春を謳歌してて
正直羨ましいと思ってた。

意外とお互いのこと見てたんだ

その子の返信

人数の少ないクラス。
そんな場所でお互い違う方向を見ていた。
そのはずなのに,何でだろう不思議だ。

僕の出身。北星学園余市高校。
殆ど同じ性格の生徒はいないと
言われたこの学校。

その中で目標を持って,学校生活をしてた。
次の試合で優勝する。
〇〇大学の〇〇学部を受かる。

それに手一杯になってて,
周りの付き合ってる友達は大体固定されてた

卒業してから気づいたのは,
そのパレットの色は色褪せないと云うこと。

最後の半年。
部活も終え,
志望先とは違うものの大学に合格した。

その時にやっと素を出せた。
僕を柵から解放したのは
「優れるな異なれ」と云う言葉だった。

失敗から他人軸で生きてたけど,
この言葉で自分軸で生きれた。

僕は僕と云う色で生きる。

心からそう決めた。 
これからもパレットの一色として
独自性を大事にして突き進みたい。

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