見出し画像

「自己開示」ばかりしていても意味がない理由

※本noteは、こんな人に向けて書いています。

・自分だけのファンを作りたい方
・ビジネスにおいて自己開示が大事だと思っている方
・自身のエピソードを多く語っている方

一つ質問です。

あなたは自己開示が重要だと思いますか?

おそらく「YES!」と答えるでしょう。では、さらに追い質問です。

どんな目的のために自己開示していますか?

おそらくこんな理由じゃあないでしょうか。

  • ファン化させるため

  • 自分のことをもっと知ってもらうため

これらの理由が一般的であり、主流と考えられています。しかし、ぼくはこの考えに疑問を持ちました。

「本当に自己開示って大事なんだろうか。自己開示するだけで、ファン化できるなら、誰でもインフルエンサーだし、誰もが億万長者になれちゃうじゃん。それに、事実として自己開示していても、インフルエンサーにはなれず、稼ぐこともできていない人が多数いるんだよな〜。これはオカシイぞ!!!」

と、いうことで本noteでは「自己開示ばかりしていても意味がない理由」について熱く語っていきます。そして、その上で「どんなときに自己開示するのが効果的なのか」についても暴露します。

まあ、お前は誰やねん!と思われる方もいると思うので、

Twitterはコチラから

※再度になりますが、このnoteは稼ぐことを目的としている人に向けた内容です。稼ぐことを考えていないのであれば、自己開示はドンドンしていって良いと思います。

自己開示をしなくてもいい理由

ズバッと、結論から言いますが自己開示しなくてもいい理由は、

誰もアナタに興味なんてない

からです。

むしろ勝手に自分語りされて、ありがた迷惑と思われているレベルかも…

あ、傷つかないでください!ひどいことを言っているように感じるかもしれませんが、これは変えようのない事実です。

現に、今ぼくに興味がある人っていますか?いないですよね?

この瞬間に興味があるのは「このnoteの内容だけ」だと思います。

つまり、人が興味を持つのは

人(自己開示)<コンテンツ

なんですよ。

どれだけ、自己開示されていようと、そこにコンテンツがなければ意味がないんです。逆に、コンテンツがしっかりと用意されている状態での自己開示であれば効果はあります。

つまり冒頭で言った「自己開示をしなくてもいい理由」は厳密に言うと次のとおりになります。

コンテンツが無い(弱い)状態での自己開示は意味がない

ようは、自分を語るよりも、自分が提供できるコンテンツをしっかりと作りこめよ〜、って話です。

※ここでいうコンテンツとは、アナタが与えられる価値提供のことです。決して、Brainやnote、Kindleなど形として残っている必要はありません。もちろん合った方がいいですが…

コンテンツよりも自己開示を優先した末路

中身のない人間として認定されます。

どれだけ、立派な自己開示をしたとしても、それを裏付けるためのコンテンツがなければ口だけの人間だと言われても仕方がないんですよ。

例えば、こんな自己開示があったとしましょう。

残業〇〇時間を経験してきて、心身ともにボロボロになったんです。だから、どうしても会社から独立したくて、副業始めました。

だけど、目にみえるコンテンツはほぼゼロ。この瞬間に、信用なんてなくなります。「あ、この人は口だけの人なんだろうな」って思われてGAME OVERです。

ようは、順番が逆なんですよね。自己開示をしてから、コンテンツを見せるんじゃなくて、コンテンツを見せてから、自己開示する。

これが本来あるべき姿です。

なぜ、自己開示を優先してしまうのか

その答えは「楽」だからです。

だって、自分の考えや過去のエピソードを引っ張ってきて、語るだけですもん。これほど、簡単なものはないですよね。

でも、コンテンツをキチンと整えていくって大変なんですよ。他人に価値を提供するためにインプットはしないといけないし、ぶっちゃけ面倒なんですよね。

でも、そんなときに「自己開示するといいよ!そうすると共感してくれた人がファンになってくれるから!」とか言われちゃったら、もう自己開示するしかなくなりますよね。

だって楽ですもん笑(しつこい!)

自己開示でファン化が濃くなる瞬間とは?

この答えは、先ほども少し触れましたが、

コンテンツを提供してから、自己開示をおこなう

これです。

アイドルを例にして説明しますね。

例えば、アナタがあるアイドルに興味を持っているとしましょう。

そのアイドルに興味を持ったきっかけは、TV番組をみていたらゲストとして出演しており、見た目が好みだったからとします。

アイドルにとっては「見た目」が一つのコンテンツになる

見た目が好みという単純な理由で、アナタはアイドルが出演する番組を追いかけるようになります。

そこで、何本も番組を見ているとあることに気がつきました。めちゃくちゃダンスや歌の練習を頑張っていることに。

「なんでこの子はこんなに頑張るんだろう?」と不思議に思います。

その後、偶然にも雑誌でその子のインタビュー記事を見かけます。タイトルは「なぜアイドルを目指したのか」。

記事の内容はこうだ。

私、昔からおばあちゃんっ子だったんです!おばあちゃんがかわいい、かわいいって言ってくれて育ってきました。『〇〇ならアイドルにもなれちゃうだろうね。〇〇がアイドルになったとこを見てみたいなぁ』とも言われました笑

でも、当時の私はアイドルに興味なんてなかったし、そんなに簡単な業界じゃないことも理解してました。だから、おばあちゃんの口からアイドルの話が出るたびに不機嫌になってたんです。

そんな私を見て、おばあちゃんは『ごめんねぇ、ごめんね。』って少し寂しそうでした。

それから1年後、おばあちゃんが癌で亡くなったんです。

その時、母からおばあちゃんが書いた手紙をもらいました。

手紙には『〇〇のアイドル姿を一度でいいから見たかった。でも、〇〇にとっては興味がなかったのかもしれないね。ごめんね。おばあちゃんは〇〇がやりたいことに全力で向き合っていれば、それで幸せよ。天国からあなたの幸せを願っています。』って書かれてたんです。

もう見た瞬間に号泣ですよー笑
…すっごい後悔したんです。なんでおばあちゃんともっと話さなかったんだろうって。もっと、おばあちゃんのお願いを聞いてあげたらよかったって。

だから、今は天国にいるおばあちゃんに立派なアイドルになった姿を見てもらいたくて、頑張っています。

これが私の「アイドルを目指したきっかけ」です。


これを読み終えたアナタは、「ズキューン!!!」と心を撃ち抜かれたはずです。

「この子をもっと応援したい!!!」と思ったのではないでしょうか。この瞬間にこそ、ファン化が濃くなるんです。

逆に、このアイドルがダンスも歌も下手で、練習を頑張っている様子が見られなかったどうでしょうか。

そんな状態で、おばあちゃんとのエピソードを読んでも「お前、本当に努力してんのかよ。そうは見えねえよ。」となってしまい、応援したいとは思えませんよね。

長くなりましたが、まとめると以下のとおりです。

コンテンツによって他者に価値提供ができているときに、自己開示が有効になる。
コンテンツが無い(弱い)のに、自己開示ばかりしていても、信用されない。

以上が本noteの内容でした。

自己開示するのも良いですが、他人がアナタに価値を感じなければ無意味だと知っておきましょう。

他人がアナタに興味を持つようなコンテンツを磨いていきましょう。そのためには努力が必要です。

そんなコンテンツを磨く場所として、ぼくはコンノ社長もりりんさんと共同運営でBISGROWを提供しています。

  • ビジネス初心者

  • 何から手をつけたら良いかわからない

  • 高い教材を買いたくない

そんな方には特にBISGROWをオススメしています!アナタのご参加をお待ちしています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?