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「読みたくない」を「読めちゃった」に変える文章術10選

※このnoteは5〜10分で読めます

いきなりですが、30秒だけ愚痴に付き合ってください。

ライティングを語る人が、こんなこと言っているのを聞かないでしょうか。

文章を書くなんて簡単だよ!小学生のころは読書感想文を書いてきたし、中学・高校では小論文を書いてきたでしょ?それと比べたら、自分の好きなことや想いを文字にするなんて朝飯前だよ。ライティングは、パソコンやスマホ、ペンがあればどこでもできる!だから、一緒に学んでいきましょう!

これは、嘘です。いや、嘘というかポジショントークに近いです笑

ライティングを「売り込む」ために、簡単そうなのをアピールして、自分たちの世界に引き込もうとしてるんですよ。

本来だったら、ぼくもポジショントークしまくって、ライティングを売り込んでいかないといけないんでしょうね。(仮にもBISGROWの代表なんで笑)

しかし、決してライティングは簡単なスキルではありません。学ぶにはそれなりの時間やお金がかかります。

だけど、皆さんはすでに色々な分野について学んでいますよね。今以上に時間やお金をかけるのは難しいはず…

そこで、思いつきました!

すでにライティングについて学んでいるぼくが、皆さんに知識を提供できればいいんじゃないか」って。(いよ!ナイスアイデア!男前みどり!)

と、冒頭からかなり脱線しましたが、そんなこんなでライティングについての情報をnoteで発信していく次第です。

どうぞよろしくお願いします!

さて、ここでようやく本題に入っていきます。本noteでは、タイトルにあるように以下のことについて詳しく解説していきます。

「読みたくない」を「読めちゃった」に変える文章術

文章はストレスであると自覚せよ

文章を読むことが好きな人なんて、マジでいないんですよ。他人が書いた文字を何千字と読んでいくのなんて、苦痛以外の何者でもないんです。

ぶっちゃけ超ストレスです٩( ᐛ )و
ぶっちゃけ読みたくないです٩( ᐛ )و
ぶっちゃけ(以下略…

しかし、なぜ人はストレスを感じ、読みたくもないのに文章を読むのでしょうか?

その答えが

なんです。

「新しい知識を得るために仕方なく…」
「今の現状よりも良い未来にするために…」
「急いで情報を得たいから…」

このような理由から、読者は仕方なく「文章」を読み進めていくのです。ストレスを感じると分かっていながら、ね。

そこで、書き手であるぼく達にできることは一つしかありません。

これだけです。ストレスを感じさせないのは不可能です。それならば、できるだけ感じさせにくくするしかないでしょう。

と、ここまでで大体800文字の文章を読み進めてもらいました。おそらく、スラスラと読んでもらえたのではないでしょうか。

むしろそうでないと、今回お伝えする内容に信憑性がなくなってしまうのでヤバいんですけどね笑

無理やり本題に戻しますが、今アナタが知りたいのは「文章でストレスを感じにくくさせるにはどうしたらいいか?」ですよね。

ここからは、人が文章でストレスを感じやすい部分について解説していきます。それらを、やらないようにすればストレスが感じにくい文章を書くことができるようになります。

それでは、いっていきまっしょう!✌︎('ω'✌︎ )( ✌︎'ω')✌︎

そもそも文章として成立していない

多くの方が文章を文章として成立させられていません。文章と思っているだけで、文字の羅列にすぎないことがあります。

でも、これって仕方がないんですよね。義務教育でも詳しく教えられないんで。決して、アナタに国語力がないとかそう言うわけではありません。

では、文章を文章として成立させ、ストレスを減らすにはどうしたら良いのか。その答えが以下の「読まれる文章術10選」です。

・質問と返答を正しくおこなう
・主語と述語を省かない
・誤解を与える表現をしない
・接続詞を使う←【マジでだいじ!!!】
・同じ文頭/文末を連続させない
・表記を統一させる
・装飾文字や顔文字を使う
・「 」を効果的に使う
・読点や句読点を正しく使う
・3行前後で空白行を入れる

それでは、一つずつ説明していきます。


質問と返答を正しくおこなう

文章の基本は、ほぼすべてが「Q&A」で構成されています。

質問(話題)を投げかけて、答えを回収する。この一連の流れが文章の基本です。

しかし、意外にもこの基本ができていない人を多く見かけます。

ここでは、ダメな「Q&A」を3つ紹介していきます。


  • 質問→答えの流れを意識していない

まずは、ダメなパターンを確認しましょう。

Q:1人でいると、ネガティブになりやすいんですよね
A:ネガティブになると、どんどん悪いことで頭の中が埋め尽くされて辛いですよね。

「感想文か!」って突っ込みたくなりますよね笑

文章は日記ではありません。あなたが超インフルエンサーであれば、日記を書いていてもいいでしょうが、多くはそうではないはずです。

文章は、読み手の悩みや疑問を解決させるためにあります。そのために、キチンと「Q&A」の構成にすることを心がけましょう。

では、上記を良いパターンに添削してみます。

Q:ネガティブになりやすい人がするべきこととは?
A:1人でいないことです。1人でいると嫌なことが何度も頭の中を駆け巡ってしまうからです。

と、このように「Q&A」の構成にすることで、読み手の悩みや疑問に答えられる文章となります。


  • 質問に対して答えを出していない

これも結構やりがちなミスです。先ほどと同じくダメなパターンを確認します。

Q:ネガティブになりやすい人がするべきこととは?
A:やっぱり明るい人の方が好かれますよね。

「こんなミスするわけないやろ!」と思うかもしれません。しかし、そう思うのは例文が短いからです。

文章を長く書いていると、知らず知らずに本題から話が逸れてしまうことは良くあります。

特に知識量が多い人ほど、やりがちなミスです。なまじ知識があるからこそ、話がどんどんと発展していき、最終的に「Q&A」が対応しなくなってしまうんですね。

先ほどの例を添削すると、次のようになります。

Q:ネガティブな人とポジティブな人はどっちが好かれると思いますか?
A:やっぱり明るい人の方が一緒にいて楽しいですよね。つまり、ポジティブな人のほうが好かれやすいです。

自分で投げかけた質問(疑問)には、アンサーである結論を正しく伝えましょう。


  • 一問一答ができていない

これもね〜、めっちゃくちゃ多いミスです!!!

本来は「Q&A→Q&A→Q&A…」と続けていく必要があります。しかし、多くの方が「QQQ→AAA」のような構成になっている場合があります。

例文を見て確認していきましょう。

Q:ネガティブな人の特徴とはなんだと思いますか?
Q:逆に、ポジティブな人の特徴はなんだと思いますか?
Q:この両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

A:ネガティブな人の特徴は〇〇です。
A:ポジティブな人の特徴は△△です。
A:両者には、〜という違いがあります。

これだけ質問が続いてしまうと、読み手にはかなりストレスが溜まります。必ず、一問一答にするように心がけましょう。

添削すると以下のようになります。

Q:ネガティブな人の特徴とはなんだと思いますか?
A:ネガティブな人の特徴は〇〇です。

Q:逆に、ポジティブな人の特徴はなんだと思いますか?
A:ポジティブな人の特徴は△△です。

Q:この両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
A:両者には、〜という違いがあります。

このほうが、文章がスッキリして、頭に残りやすいですよね。

文章は「一問一答」これだけは覚えておきましょう!


主語と述語を省かない

これは、SNS(特にTwitter)をやっている人に多く見られます。140字以内に詰めこもうとして、主語と述語を省いてしまうケースです。

主語と述語がない文章は、読み手が内容を理解するために頭をフル回転させる必要があります。

これでは、ストレスがかかってしまい、文章の離脱に繋がってしまいます。ダメなパターンを例文で確認しましょう。

今日は楽しかったです。

誰が!!?何をして!!?楽しかったの!?

ってなっちゃうんですよね。書き手は内容がわかっているので良いかもしれません。しかし、読み手は内容について何も知りません。

それを理解した上で、正しく主語と述語を使っていきましょう。

今日は、友人と久しぶりに遊んで楽しかったです。

当然、文脈の流れによっては主語と述語がいらない場合もあります。しかし、基本は主語と述語はつけましょう。

読んでいて、長すぎる場合に削るぐらいの意識で大丈夫です。


誤解を与える表現をしない

まずは、次の文章を読んでみましょう。

スポーツで勝つにはチームプレーが大事です。

一見、なんの問題も内容に見えますよね。しかし、「チームプレー」という言葉は受け取る側によって意味が変わる可能性があります。

このように、読み手に誤解を与えたり、別の解釈をさせてしまったりする文章はよくありません。

次のようにすると誤解を与えない文章になります。

スポーツで勝つには、チームが負けている時でもお互いに励まし合うことが大事です。

あなたが書いた文章を読み直して、「これは人によって受け取り方が変わりそうだな」と思うのであれば、より具体的に書き直してみましょう。


小休止です

それでは、続きです。

接続詞を使う

声を大にして言いたいんですが、、、

接続詞がない文章はマジで読みにくいです。いや、コレはホントに!!!

例えば、友人と会話するときを思い浮かべてほしんですけど、

あなた「昨日、上司に怒られて最悪だったんだよね」
友 人「またミスでもしたんでしょ笑」
あなた「たしかに、ミスしたのは悪かったよ。でもさ、みんなの前でガミガミ怒らなくてもいいじゃん!結局のところ、上司がストレスを発散したいだけなんだよ!」
友 人「まあまあ、落ち着いて笑」

こんな感じで、自然と接続詞を使っているんですよね。しかし、文章になった途端に、接続詞がどっかに消えていっちゃう人がいます。

文章も会話と同じで、接続詞が合ったほうがストレスなく読み進められます。

先ほどの会話で、接続詞がなかったら恐ろしいですよ?

あなた「昨日、上司に怒られて最悪だったんだよね」
友 人「またミスでもしたんでしょ笑」
あなた「ミスしたのは悪かったよ。みんなの前でガミガミ怒らなくてもいいじゃん!上司がストレスを発散したいだけなんだよ!」
友 人「???あ、そうだね…

意味は伝わりますが、理解するのに時間がかかるんですよね。

文章において、わかりにくさは致命的な欠陥です。だからこそ、スムーズに読み進めてもらうためにも、接続詞を使っていきましょう。

ぼくの文章でも度々、接続詞がでてきているはずです。これは、読み手がスムーズに読み進められるための配慮なんですよ!(キメ顔)


同じ文頭/文末を連続させない

このミスは、文章を書き慣れていない人に多く見られます。

同じ文頭や文末を連続させてしまうと、文章が幼稚になってしまうので注意しましょう。

よくあるダメなパターンは以下のとおりです。

昨日は彼女と食事に行きました。そこで、サプライズプレゼントをしました。そうしたら、彼女がとても喜んでくれました。

幼稚な感じが伝わるでしょうか。いや、伝わってください。この文章は幼稚なんです( ;∀;)

ちょっと手を加えると、次のようになります。

昨日は彼女と食事に行きました。そこで、サプライズプレゼントをすると、彼女がとても喜んでくれたんです!

文章にメリハリがついて、テンポよく読み進められたと思います。自分の文章を読み直して、文頭や文末がおなじ言葉で連続している場合は、手を加えてみましょう。


表記を統一させる

ここは簡単に解説していきますね。文章の中で、表記が統一されていないと違和感を与えてしまいます。

表記が統一されていないとは、次のような場合です。

本日の6時に、部署から10人を集めて会議します。
20時には終わりますが、その後に代表の3名は残ってください。

数字や単位の表記は、統一性を失いやすい部分です。以下のように、文章に統一性を持たせましょう。

本日の18時に、部署から10人を集めて会議します。
20時には終わりますが、その後に代表の3人は残ってください。

特に、単位は意識しないと統一性を失いやすいので注意しましょう。


小休止です


それでは続きです。

装飾文字や顔文字を使う

「顔文字なんて使っていいの!?」

いいんです!なにも小論文や研究論文を書いてるわけではありませんからね笑

ブログではあまりオススメできませんが、メルマガやnote、コンテンツであればじゃんじゃん使って大丈夫です。

だって、文章って冷たい印象を受けるじゃないですか?

「怒ってませんよ」って言われても、怒ってるように見えちゃいますよね。ですが、「怒ってませんよ笑」とするだけで、安心感が生まれます。

他にも、「マジで人生終わったと思いました」と言われたら、そんなにヤバかった状態なのかと不安になりませんか?

でも、「マジで人生終わったと思いました\(^O^)/」だったら、冗談で言っているんだなってのが伝わりますよね。

これらは、些細なことですが、読み手からすると息抜きにもなってストレスなく読み進められる要因になります。

だから、装飾文字や顔文字はバンバン使っちゃっていいです!(^O^)ノ

※あまりにも特殊な顔文字は、文字化けする可能性があるので注意しましょう


「 」効果的に使う

本当に伝えたい内容や、強調したい部分は「 」を使いましょう。

これだけで、格段に伝わりやすくなります。

文章は読むだけでストレスを感じるものです。それは仕方がありません。しかし、できるだけストレスを感じにくくさせる方法はあります。

よりも、

A:「文章は読むだけでストレスを感じるんだ!」
B:「めっちゃわかる…」
A:「でも、ストレスを感じにくくさせる方法はあるぞ!」
B:「なになに?」

こうすると、記憶に残りやすいんですよね。人は文章よりも会話調の方が覚えやすい特性があります。

特に強調したい部分には「 」を使うようにしましょう。


読点や句読点を正しく使う

読点(、)が一文に何度も出てくるようでは、読みにくくてたまりません。

読点や句読点には、文法的に正しい使い方がありますが、それを覚えるのは大変だと思います。

なので、ここは直感的に覚えましょう。

一つの文章に「、」が2つ現れたら「。」で一旦締めましょう。「、」は3つが限界ギリギリのラインです。一つの文章に4つ以上含まれたら、読めたものではありません。

「、」は2つまで!いいですか?2つまでですよ!!!


3行前後で空白行を入れる

このnoteのような長文を書くときは、必ず3行前後で空白行を入れるようにしましょう。

文章から離脱される一番の原因って、見づらいことなんですよ。

新聞を想像したら、わかりやすいでしょう。一面にビッシリ文字が詰め込まれている。これほど読みにくいものはありませんよね。

逆に言ってしまえば、文章をいくつかの塊に分けてあげれば読みやすくなるってことです。

「寿限無」を例にあげてみます。

寿限無(じゅげむ)寿限無(じゅげむ)五劫(ごこう)のすりきれ 海砂利(かいじゃり)水魚(すいぎょ)の水行末(すいぎょうまつ) 雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ) 食(く)う寝(ね)るところに 住(す)むところ やぶらこうじの ぶらこうじ パイポ パイポ パイポの シューリンガン シューリンガンの グーリンダイ グーリンダイの ポンポコピーのポンポコナの 長久命(ちょうきゅうめい)の長助(ちょうすけ)

読みにくいですよね。ってか、読んでないですよね笑

でも、こんな読みにくいものでも、3行前後で空白行を入れると読みやすくなるんです。

寿限無(じゅげむ)寿限無(じゅげむ)五劫(ごこう)のすりきれ 
海砂利(かいじゃり)水魚(すいぎょ)の水行末(すいぎょうまつ)
雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ) 

食(く)う寝(ね)るところに 住(す)むところ 
やぶらこうじの ぶらこうじ パイポ パイポ パイポの 
シューリンガン シューリンガンの 

グーリンダイ グーリンダイの 
ポンポコピーのポンポコナの 
長久命(ちょうきゅうめい)の長助(ちょうすけ)

スマホだと読みにくいかもしれません^^;

少なくとも、最初の「寿限無」よりは読みやすくなりましたよね。たとえ、長文だとしても、3行前後で空白行を入れるだけで格段に読みやすくなります。

パッと見て、文章が詰め込まれている印象を受けたら、空白行を入れましょう。


今回は、できる限りストレスを感じさせない文章作りについて、解説しました。

正直、1回で理解できる情報量ではないと思います。なので、あなたが文章を書くことがあれば、このnoteを手元に開きながら書いてみてください。

それだけで、あなたの文章力は格段に跳ね上がります。少なくとも、このnoteを見ずに、わかったふりをしている人と比べたらレベチになれます。

なぜなら、今回の内容は基礎中の基礎。しかし、誰も具体的には教えてくれない部分だからです。

ここまで約7000文字です。これだけの文章を、最後まで読ませるのはかなり難易度が高いです。

しかし、今回お伝えした内容をマスターできれば、あなたのブログやコンテンツも読み手にサクサクと読んでもらえるようになることは間違いありません。

一つずつ身につけていきましょう。

それでは、また次回のnoteでお会いしましょう。内容が良かったら♡(スキ)をお願いします!

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