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本当に自分を縛っていたものは?

本当にしたいことがあるけども、何かの理由があるために断念しないといけない時。
本当の理由はなんだろう??

あなたはそう考えたことはないだろうか?

この問いについて何度も自問自答してきており、色んな人に問いかけもした。
「どうしてそれをしたいと思っているのに、やめようと思ったのか?思いとどまったのか?」と。

人によっては、なぜこういうことを聞いてくるのかと不快に思った人もいたかもしれない。けれども、それ以上にこの疑問が自分にとって気になったから、純粋な問いかけのつもりだった。

学校教育に慣れ親しんでいる私たちにとって、様々な解釈もできる問いに関しては思わず腰が引けてしまう。世の中は単純な方がいい、答えが決まっている方が安心だと。誰もが思う。
しかし、私にとっては、「人によって違うのではないか」と解釈してしまうのが嫌だった。人によって感じ方や考えが異なるのは当たり前の話で、私が知りたかったのは、その結論に至る、なにか根本的なものを見落としてるのかもしれないと思わずにはいられないからだ。

これを読んでいる読者の中にも、多様性という言葉に違和感を感じている人もいるのではないだろうか?はたまた、みんなと同じがいいと、あえて選択している人もいると思う。


多様性という言葉は、個人的には大歓迎な言葉だ。しかし、昨今では、それがなにかの逃げ道に。深く考えないで単純化するために。使っている人が多いように見受けられる。
確かに、難しいことを説明しようとする時、人それぞれだと説明するのは具体的な例をあげなくてもいいので楽だ。その言葉には、個人の理解は一切含まれないからだ。

ただ、そういう風に世の中が動いているのだと理解することは、ずっと簡単である。

なにかを始めたいと強く思っている時、新しいことに挑戦したい時。周りの意見というものは必ず足かせになる。

  • 結婚して子供がいるから

  • 始めるための資金がないから

  • 家庭と仕事以外に使える時間がないから

など、理由をあげるとキリがないので、代表的なものに絞ってみた。
特に最後の家庭と仕事以外に使える時間がないから、は全ての人に対して警鐘を鳴らすべきものだと思う。なぜなら、時間がないとはいっても、YOUTUBEで動画を見たり、スマホでネットサーフィンに没頭したり、ゲームを休日に一日中する時間はあるからだ。

要するに、どんな理由であっても、一日の中には僅かな時間があるはずである。また、数時間費やさなければいけないことであるならば、数ヶ月〜一年間のいずれかの日を数日くらいは確保することができる。結婚して家庭があるのであれば、両親や信頼できる友達に頼むという方法もあるし、パートナーに手伝ってもらうのもいい。その代わりに自分もなにかお返しをすると交渉するのでもいい。

要するに、なにかを始める時に、

したいことをするために、自分でできる環境を作ろうと努力したか?

この一点に尽きると思う。
努力が0の状態で、できない理由を並べるのはなにか違うと思わざるを得ないのだ。

かくいう私自身も、そうやって言い訳をしてきた人間だから、気持ちは理解できる。
私が実際に、人生の一歩を踏み出すために行ったことは、まずはひとり暮らしをすることだった。
ひとり暮らしをする以前は、実家を離れることができないと頑なに信じていた。しかし、仕事が理由で遠方に引っ越し、ひとり暮らしを始めた時。何かが拍子抜けしたのだ。
私は、親からの暗黙の思い込みを、それが全てだと信じ込んでいたに過ぎないと。思えば、その当時が人生の中で一番、自分のためだけに動いた出来事だと思う。今でも自分のために何かを実行したことは、宝物であり、それ以降の仕事でも頑張ろうという意気込みも身につけられたと思う。

あとになって思えば、なにかしたいことがある、始めたいことがある時に、自分を縛っていたもの。
それは、

自分自身の思考、考え方の全て

だと、気づくことができた。
あるいは、何を一番主軸にフォーカスしているかということだ。

環境的に厳しい場所にいたとしても、夢をつかむ人もいる。はたまた失敗したとしても、その挑戦したことを自信に変えて、自分が輝けることを見つけられた人もいる。
自分の行動を制限しているのは他でもない、自分自身なのだから。

もしも読者の中にも、したい何かがあるけれど実行できないと悩んでいる方がいたら、その分野で活躍している人の著作や自伝、直接会える環境にいたら、会って話を聞いてみるなど。できる方法を考えてみてほしい。
または、「やりたいことをするため」に何をやるのか、方法論にフォーカスしたエッセイなども読んで見る価値はあると思う。

このテーマについては個人的にも興味のある分野なので、新たなコラムにて書きたいと思う。


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