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シングルかあさん〜自治体の"フードパントリー"

ひとり親支援のなかで、食料支援はたいへんありがたいもの。

かあさんの住む自治体では、児童扶養手当が支給されているひとり親家庭に対して、フードパントリーが年数回ほど実施されていました。

受け取り場所や日程がいくつかあり、かあさんもありがたく支援を受けていました。

このような取り組みは年々増えており、自治体によっては、食料支援、おすそわけ事業、フードドライブ、フードバンク事業などとも呼ばれています。

タイトル画像は、かあさんがかつて支援を受けていたときの物資の一部です。

中身はお菓子、カレールー、カップ麺や缶詰、レトルト食品、乾麺や米なども。タオルや衛生用品もあり、このときは文具券も入っていました。

これらの物資は、個人や企業の方々からの寄付です。ボランティアの方々がそれらの物資を仕分けし、袋詰めやカゴに入れ、各受け取り場所まで配送。そして、一人ひとりに届くように準備をされています。

「しっかり食べなよ!」
「重たいけど気をつけて帰るんだよ!」
「よく来てくれたね!」


ボランティアの方々から手渡しで物資を受け取ると、みなさん笑顔でかならず声をかけてくださいます。中には大学生やご高齢のボランティアの方もおられ、何気ない会話や声かけのおかげで、気持ちがスッと晴れることもありました。

フードパントリーへ物資を提供してくださった個人や企業の方々、またボランティアのみなさんには頭がさがる思いでいっぱいです。

あのとき支援していただいたからこそ、今のかあさんと坊ちゃんがいます。
お世話になり、ありがとうございました。
この感謝の気持ちが、いつか次の世代のお役に立てたら…と思います。

★↓自治体以外ではこのような食料支援も
 受けていました↓★

全国のシングルかあさん&とうさんへ。
自治体では、食料支援のほかにひとり親家庭が利用できるさまざまな取り組みがあります。
役所には母子父子自立支援員がおり、サービスの利用や家庭の相談ができます。
ぜひ、調べてみてください。

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