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本当の「寄り添う」とは?

気付いたら話し過ぎちゃってたり、一緒にいて落ち着く人っていませんか?
私はそういう人になりたいなとひっそり思っていたりします。

先日、こんな記事を教えていただきました。

善意のサポートが、逆に相手を傷つける可能性があるからです。
支援を求めている「孤独なひと」を、自尊心を傷つけずに支援するのはものすごく難しいことがわかります。
引用:https://www.tachibana-akira.com/2021/03/13010

今回から数記事に分けて「寄り添う」について考えてみようと思います。

相手をちゃんと知ること

この記事を読んで、学生時代の友人を思い出しました。

その子は人のお世話をかって出る子で、身の回りの人や私の面倒を見ては、
お母さんのような口調で「仕方ないな」ってお世話をしてくれる。

「だんちゃんってこういうところがあるから私がフォローしてあげる」

それがその子の口癖でした。

彼女の厚意だとわかっているから強くも言えず、
その子がしたがるから任せることも少なからずありました。

今考えると、彼女は私のすべてを知ってるつもりだったけど、
全然知らなかったんだと思います。

だから、「彼女がしてあげたいと思うことをしているだけ」で、
「私が本当に望んでいること」ではなかった。だから息苦しい。
この記事で言う「押しつけがましいサポート」に近い形でしょうか?

私がこの子から学んだこと、それは・・・
「相手を型にはめてはいけない」ということです。

例えば、初対面の時怒鳴ってたから「怖い人」とか、
病気を持ってるから「弱い人」とか、
文句ばっかり言ってるから「めんどくさい人」とか。

きっとこんな人だろうと決めつけるのは簡単です。
でも、考えてみてください。

たまたま私と会った時に虫の居所が悪かったのかもしれないし、
そのトラブルのせいですごく傷つけられたのかもしれないし、
気に食わないから私にだけそういう態度なのかもしれない。
それはそれでなんで嫌われたんだろうって興味はありますが(笑)

人間は多角面だというのが私の持論です。

喧嘩っ早くて怖い人だと思われてるけど、
実は人情深かったり傷つきやすいところがあったり、
みんなにか弱い人だと思われてるけど、
実は頑固だったり短気なところがあったりもする。

私はそんな「意外な一面」が見えた時に嬉しくなってしまいます(笑)

だから、私は自分の感情は抜きにして(たまにできないけど!)
その人がどんな形をしてるのかをじっくり見たいと思ってしまうのです。

まぁ実は、そんな大層な理由なんてなく
「この人は一体どんな人なんだろう?」
たったそれだけの好奇心なのかもしれないですが(笑)

私は「寄り添う」ための第一歩として、
相手を深く知ろうとすることが大切なのではないかと思うのです。

ここまでお付き合いありがとうございました。
また、近々まとめたいと思います。


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