はたらく
ずっと前から、何年も前から心のなかにあるモヤモヤ。というかイライラがある。
それについてFacebookでは何度も投稿してきたし、ニュースで上がる度にシェアして批判してきた。
でももう抗っても対抗できないくらい大きくなりすぎて。。。
向き合おうとすればするほど自分の無力さを痛感してしまうから最近では敢えて深く考えないようにしてきた。
でも10月から何度かに渡って毎日新聞が大々的に取り上げてくれて、それで改めて向き合おうと、世の中変えていこうと強く思った。
『障害者雇用代行』
このテーマ・問題に向き合うにあたっての大前提として、自分自身が「そもそも何者で、本当にそんな偉そうに言えんのか」ということが重要だと思う。
何の実践もしておらず、口先だけの理想論を語る有識者のような立場だったとしたら偉そうなことを言う権利は1mmもない。
日本中の他の誰にも負けないくらい、障害者を取り巻く労働環境や生活環境を良くしていきたいと思っている。
日本中の他の誰にも負けないくらい、そのことに命を懸けている。
その辺に関しては過去の記事で長々と書いているので参照してもらえれば↓
話は変わって、今日のこと。
ひとりの従業員(利用者)が仕事終わりの帰り際に社長室に入ってきて、「社長、わたし、お陰様で今日で務めてから丸4年になりました。これからも宜しくお願いします!」と。
彼女は毎年必ずそれを言いに来てくれる。
師走の楽しみのひとつだ。
他にもある。
具合が悪くて休んだ日の翌日には体調を気遣って声を掛けてくれる人や、出張などで長距離運転する前には「気を付けて行って下さいね」と声を掛けてくれる人も。
『障害者だからピュア』とか『健常者だから気遣いが出来る』とか、そんなくだらない低次元の話をするつもりはさらさらない。
『特性を知り、見極めることが重要』とか『合理的配慮が定着の鍵』とか、そんな雲を掴むような話に興味はない。
俺はただ、大切な社員たちと一緒に本気で仕事して、大切な地域やお客さんに喜んでもらって、大切な仲間たちと一緒になってオモロイことやって、大切な家族や社員が誇りを持って堂々と生きていける社会をつくりたいんだ。
たまには一緒に旨い酒飲んで、カラオケで大声出して歌って。
そんでまた仕事頑張る。
そーやって一緒に働きながら力つけて、いろいろ学んで、自己肯定感とか養って、地域に興味持って、いずれはWith Youを離れて自分のやりたいことでメシ食ったり、自分が「ここで働きたい」って思った会社に就職してそこでしっかり組織の歯車になってくんだよ。
労働力不足が加速する中で彼らの力は絶対に必要なわけで、そんな彼らがモチベーション保って働き続けるには地域や社会が面白かったり生きやすかったりが必須なわけで。
ビニールハウスや倉庫に閉じ込めて『きみたちはここで野菜作ってなさい』なんて世の中くそ面白くもない。
虫酸が走るわ。
『雇用』なめんな。
つまり、極論言うと法定雇用率なんて廃止すればいい。
こんな悲しい現実うんじゃうくらいならね。
そんなくだらない数字に振り回されて省庁まで水増しジャパンじゃ元も子もない。
『北風と太陽』でいうとこの北風ばっかり強めたから悪い。
もっと太陽に注目しなきゃ。
目ぇ背けて丸投げしたやつらじゃ想像もつかんような太陽のパワー、信じてみなよ。
そんで当事者側も変わらなきゃ。
たしかに金銭的に苦しいと思う。
自分が死んだあとが心配だから取り敢えず働いて欲しいっていう親の気持ちも分かる。
でも20年30年先を考えたら今このタイミングで目ぇ逸らしちゃダメ。
俺含めて、命懸けで世の中もっと良くしようとしてこの分野で動いてる人が日本中で十数名いる。
もうちょっとだから。
踊らされて幻想の幸せ掴むより、踊って喜べる本当の幸せ手に出来るから。
この『分断』は今止めないと、本当に取り返しつかなくなる。
何十年もかけて詰めてきた距離が一気に開く。。。
とまぁ思いのままに書いてみたものの、結局はまだ小さな声。
もっとデカイ声出せるように力つけて、仲間増やして、いつかひっくり返す。
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