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「大切なお便り」見ないと損!?
自分の便の状態を知っていますか?
実は便はからだからの大切なお便りです!
便を構成する成分は、80%が水分です。残りの20%が固形物ですが、そのうち「食べかす」「腸内細菌」「はがれた腸粘膜(腸の内側の細胞)」が3分の1ずつを占めます。
心身のコンデションは便の形や色、においにもあらわれます。理想的な便は、心と体のバランスが整っている証拠。便のセルフチェックをしてみましょう。
ポイント①形
![](https://assets.st-note.com/img/1717043143950-aqycxDi2Vi.jpg?width=800)
ポイント②色
![](https://assets.st-note.com/img/1717043160449-MAFevYmZHp.jpg?width=800)
ポイント③時間
食べ物が口から入ってウンチとして出るまでにかかる時間は、個人差はあるもののおよそ3日以内です。特に大腸での時間が長く、1~2日くらいかけて大腸で水分を吸収してウンチを作ります。ちなみにウンチが出る頻度は、ほぼ毎日というのが日本人の平均のようです。
ポイント④量
便の量は、食べる量・食べ物の種類によって異なりますが、平均は1日100~200グラム程度となります。ただ、便の重さを図るのは困難です。外見上、バナナ1.5~2本分あれば、便の100~200グラムに相当するとお考えください。
ポイント⑤におい
便秘などで腸内の滞留時間が長くなる時、肉などの動物性たんぱく質を大量に摂取している時、強いストレスを感じている時や過敏性腸症候群などの消化器系の病気の時はにおいが強くなります。また、膵疾患や直腸がんでは特に強いにおいを発します。逆に、規則正しい生活、適度な運動習慣、食物繊維と水分の十分な摂取、その他、適度な脂肪の摂取などにより大腸を刺激して排便を促す効果が期待出来ます。その結果、便秘を解消することでおならのにおいを軽減することが可能になります。
下痢や便秘は、感覚で分かりますが、色・形については、意識して見なければ分かりません。
時々で結構ですので、ご自身の便の状態を確認してみる習慣を身につけておきましょう。病気を早期に発見するきっかけになることもありますよ。
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