2人の先輩が新入社員を潰す

優秀な新入社員が入ったからその先輩達が自分のポジションを守る為に潰す話しではない。逆に2人の先輩は新入社員の面倒を凄く見る。

しかし…

それはある日、先輩Aが新入社員に怒った。「何でこうしたの?前にこれはこうしてと言ったでしょ!」
またある日、今度は先輩Bが新入社員に怒った。「何でこうしたの?前にこれはこうしてと言ったでしょ!」
そう!ある1つの仕事に対しての先輩Aと先輩Bのやり方が違うのだ。新入社員は先輩Aの言う通りにすると先輩Bから怒られ、その逆をすると先輩Aから怒られる。それを繰り返すうちに2人の先輩の新入社員に対する評価は落ちていき、その後「アイツは使えない」と言われる。そして新入社員は会社を去る。

これは2人の先輩が悪いのではなく新入社員が悪い訳でもない。全ては組織作りをする社長の責任だ!どんな組織でも指示は上から下に順番に下りて来なければならない。指示が2つに割れてまた交る事はない。
社長は専務に、専務は部長に、部長は課長に…1つ飛ばしは組織を壊す。

僕は必ず組織図を作る。指示は組織図に沿って行う。新人教育担当を決めて他の社員には一切手出しをさせない。社長はよく現場に足を運ばなければならないと言う人がいるが僕は反対だ!社長は会社の全てを把握しなければならないが、社長が現場に直接指示をしてはいけない。いくら気になっても必ず直近の部下に伝える。そんな事をしていたら時間の無駄と思うかも知れない。だったら社長が社員全員に常に直接指示をすべきだ。僕の目と耳は2つで口は1つしかない。

人を信じて人に仕事を任せる
それが社長の仕事

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