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まず、自分自身を見て

“変わりたい“と願うのは、今が不幸だから
変わった先では幸せになれると期待している。
自分を構成する全てが入れ替わって、真新しい自分になりたいと願っている。

そんなこと、できないのに。

変わりたいと願い、想像する私は、本当に私なのだろうか
それは、理想としているどこか別の人間ではないか?

現在は過去から成り立っており、歩んできた人生が、人間をその人たらしめている。
私が望んでいた幸せになるための変化は、過程をすっ飛ばした、背景を持たない変化だ。また、過去を変えられない私には実現不可能の話だ。

それに、その変化におそらく人間味はないだろう。

私の望みは、どうやっても叶わないのだ。

それでも変わりたいと、自分のための人生を送りたいと願うなら、
今の自分を認めるしかない

今の自分と向き合い、なりたい理想に、今の私から近づける方法を模索していくしか方法はないのだ。

完璧ではない、愚かな人間の1人として、泥臭く生きていく。


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