雪の話。

お久しぶりです。camelです。

なんか大分日があいてしまって、この文もどうやって書いてるんだっけってなりましたが、久しぶりに書きたい話が見つかったので、よろしければまたお付き合いください笑。

というわけで、今日は「雪」と音楽の話。

雪を見ると・・・

先日日本全国で雪がちらつきましたよね。日本海側の方はまだ大雪かもしれません。

雪を見ていると、たくさんの音楽が浮かんできます。冬の音楽といえば雪といっても過言ではないかもしれません(過言かもしれません笑)。

そんな曲たちの中から、勝手に今日は雪にぴったりの曲を紹介したいなと思います。少しマニアックな物もありますが、一度こたつの中ででも聴いてみてくださいね!

1.裸の心/あいみょん

裸の心はあいみょんさんが2020年に発表したシングル曲。ドラマの主題歌としても有名な曲です。

この曲の雪にピッタリポイントは、曲の暖かさです。一人で雪を見ているときに感じるきれいながらの孤独、それを包んでくれる暖かさがこの曲にあります。

さらにそれは、あいみょんさんの歌い方からも伝わってきます。ギターでの弾き語りが多いあいみょんさんの、声というまた別の(というか当たり前の)素晴らしさを感じる1曲です。

曲の中では特にサビ終わりの「裸の心、抱えて」の暖かみはもう言葉で表せません。それこそかまくらの中から見る雪、そんな包まれ方を感じませんか?
恋をしたことがあってもなくても、この曲はきっと聴いた人の心を包んでくれる、そんな力があると僕は思っています。

2.メリーゴーランド/優里

2曲目は優里さんが先日リリースされた曲、メリーゴーランド。この曲は現在公開中の映画「かがみの孤城」の主題歌になっています。

この曲は使われている映画の素晴らしさもそうなんですが(かがみの孤城大好きなんです)、曲自体の叫びに注目したいです。

「違う場所に生まれてたなら、違う私だったのかな」この歌詞にあなたはどんな光景をつけますか?おそらく悲観的な光景が多く浮かぶかなと思います。

こんな光景を僕は心の中に降る雪だと思っています。人はその雪を溶かす暖かみを求めているのだと、そういつも感じます。

でも、僕がすごいなと思うのは、優里さんの声がその温かみになっていることです。
だから、雪であり、熱であるこの曲は雪の日にこそさらに映えるのではないでしょうか。

ちなみに心中の雪とその雪解けは映画の原作になっている辻村深月さんの作品が素晴らしく描いているのでそちらも是非(音楽関係ないですが笑)!

3.白い雪/倉木麻衣

最後は少しマニアックな曲を。倉木麻衣さんの白い曲です。こちらは2006年のシングルで、アニメ「名探偵コナン」のエンディング曲です。

この曲の注目すべきところは、歌詞にあまりにストレートに登場する「棘」。

倉木さんの声からは全く感じられない「棘」が本当にあまりに自然に登場するんです。雪のきれいさと残酷さを見事に表していると思います。

でも自分がこの曲が本当に大好きなのは、「白い」という表現です。当たり前な雪の色にフォーカスすることでより雪を際立たせ、また他の色とも対比させている、その表現法に本当に感動しました。

あまりに異質な棘とあまりに当たり前な白、それがこの曲をこの曲にしている所以です。
だから僕は毎年、冬になるとこの棘のある無垢な曲を聴きたくなってしまうんです。


いかがでしたでしょうか。どの曲も自分にとっては大切で、そして毎年聴きたくなる曲です。是非リンクから一度聴いてみてくださいね。

それでは、また!
Have a nice music!

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