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クラフトビール屋さんとして思う事

熊本でクラフトビール専門酒店を初めて丸3年。

コロナ禍による“おうち呑み”の拡大により急速にクラフトビールが世に認知され始め2年。

【クラフトビールを流行から文化へ根付かせる】との想いで始めたお店としてはビッグチャンス到来という世の流れへ。

一方で、クラフトビール屋さんを始める人も全国で急増。
“自分の好きな分野で起業する”という意味では同じことかもしれないが、もともと色々なことにおいてこだわりの強いそして昔から負けず嫌いな私の性格上、「趣味でお店始めました」とはならない。

コロナ禍において出張を自粛しお店の業務だけに徹してきたけど、先月は週一ペースで県外を廻り色んなお店を見て感じた。
2年前と比べ各地にクラフトビール屋さん(飲食店&ボトルショップ)は増えていた。しかし私の想い描いていた「クラフトビールを文化として根付かせたい」との想いとは少し違う方向に進んでおり、これでは一過性のブームとして終わってしまうのではないかという危機感すら覚えた。

色々な情報が簡単に手に入るこの時代。
正直言って、簡単にクラフトビール屋さんを始める方法もある。
しかしテレビもネットも、全て正しい情報が流れているわけではない。
クラフトビールの豆知識や醸造方法なども、全て正しい情報が手に入れられるわけではない。

この2年間、私自身はお店のことよりも醸造作業に時間を費やしてきた。自分自身目で見て実際に経験してきたことを基に、正しい情報を伝えたいという想いでこのBLOGを始めました。

流行りのビールを売るだけがお店じゃない。
そんな私の想いや、おすすめのビールなど、色々なことを少しずつ発信してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

WITCH CRAFT MARKET 代表 Akiko