Destiny~巡り合う魂~その1
縁とは異なもの、不思議なもの。
過去の記事にも何度か書いたことがあるけれど、私は前世(過去生)での縁ある相手幾人かに、今生において何度か再会していたりする。私の方だけがそれを思い出した(理解・認識)時もあるし、双方で思い出したり、知った時もある。
会った瞬間に、ああ…そうだ…と懐かしい思いが溢れて、互いに涙しあい、自然とハグを交わした相手は、150年ほど前に生き別れとなった娘であった。
「逢いたかった、お母さん!」
今の自分と、一回り位しか違わない女性にそう呼ばれるのは気恥しいものである。その時に「ああ、私は彼女の事をジェニーと呼んでいたな」とふと思いだしたり。
とは言うものの、私が雪の中で凍死することになった時、娘はまだ5歳であったのだが。ちなみにその上に男の子(彼女にとっては年の離れた兄)がいて…その息子にも今生で会っていたりする。ただ、息子に関しては、「ああ、私こいつを産んだな」と私の方で気が付いただけで、それ以上掘り下げることはしなかった。私がボランティア活動をする時に手伝ってくれた年下の知人で、そのボランティア活動をやめた時に縁が切れてしまったので。
皮肉にも、私がこの二人・・・子供たちを残して死ぬことになったカナダでの人生でも、ボランティア活動にいそしんでいて、その活動の帰りに大雪に立ち往生をして死ぬことになったわけだから、当時、母である私のボランティア活動を快く思っていなかった息子であった彼が、今生での私のボランティア活動の手伝いで知り合うことになったのは、なんともおかしい話であったと思う。
ちなみに娘・・・であった彼女と再会することになる少し前に、私は急に自分が誰かの母であった頃の母親の気持ち?を思い出していた。なんてかー 授乳している時の我が子に対する慈しみの気持ちって言うんですかね。今生では出産はおろか妊娠したことないんで、紛れもない、過去生の経験で記憶ですね。過去生ではそんな風に幾度か母親やってます。決して多くはないんですけど。ちなみに男性だった時にも父親を何度か経験しています(同時に3人の奥さんがいた時もあるですよ~)。
ただ、死産とか、生後数か月や1歳位での死別とか…幼い我が子たちとの悲しいお別れもありました。
さてさて、私にはフランス革命後に色々あって、10代の終わりに恋人の仲間に殺されちゃったジプシーの少女だったときの人生があるんですけど。その人生では年の離れた姉…がいまして、幼い頃に彼女が結婚して、一座(家族)から出て行ってそれきり音信不通・・・になってしまったんですね。
彼女、その人生での姉とも今生で再会出来ました。今生では彼女の方が3つ年下で。占い師やってたときに知り合いから紹介されて、初めて会った時から意気投合して、すぐに親友になったんです。
二人でお茶をしていたとき、その店のテーブルの柄がチェス盤のような黒と白の格子模様だったんですが…ふいにYが…
「ねぇ、アルマ。思い出さない? 私たち、よく一緒にチェスをして遊んだよね?」
それまで私たちは前世がどうのとかの話とかしたことが無かったんですが、彼女から発せられたその言葉を聞いた瞬間に、色鮮やかに当時の場面が脳裏に蘇ったんです。
その時の空気感、肌に伝わる風や太陽のぬくもり、陽ざしなども一緒に。切株の上においた、簡易なチェス盤のような物の上でこれまた駒のようなものを動かす幼い私と、私にゲームのやり方を教える姉の姿。
「あ゛-」って瞬間でしたw
彼女はもう18年ほど前に、癌で今生での人生を終えて、立ち去ってしまいましたけど。
まあ、そうですね。彼女とは色々とありました。
かつての肉親だからと言って、必ずしも関係が良好ということもなく、幸福で楽しい思い出ばかりではないです。
そして前述の過去生での姉であったY…を紹介してくれた人とも、実は過去で縁がありました。その方は音楽家(クラシックの演奏家)でしたけれど、サイキックな方でしたので、占い師の仕事もされている方だったんですね。ちなみに女性です。
透視能力にとても秀でた方(クレヤボンス)でした。
彼女の家に遊びに行った時、ピアノを弾いて下さったんですが(専門は別の楽器)…その隣に立った時「あれ?」というデジャビュに襲われたんですね。はて? この感覚、どこかで?
遠い昔にも、こんなシーン(光景)というか、似たようなシュチエーションを体験している??と…
こんな風に誰かが私のためにピアノを弾いてくれてた。
私のためにピアノを弾いてくれているその人の傍らに自分は立って、その人の演奏を聴いていたような気がする。
…と奇妙な感覚に酔ってクラクラしている時、その友人がふいに。
「思い出しましたか?」と声を掛けてきて、その瞬間にまた色んな場面が頭の中をフラッシュバックして、軽いパニックに陥ってしまったんです。
と、言うのは、彼女が当時は男性で、私の家庭教師であり恋人だった人だと、理解してしまったからです。まあ、その…なんだー いちゃこらしている場面まで蘇ってしまったもんだから。真っ赤になってフリーズしました。私ノンケだし。
てなわけで、友人の方が先に思い出していたわけですね。
そして、彼女には恋人もいましたが、私に対して、同性の友人の距離感を超えて尽くしてくれるもんだから、その彼が焼きもち焼いてしまい大変でしたっっ
ちなみに当時の関係性の結末としては、私の方が先に冷めて振っちゃってますっっっ
あと、後日談ですが、銀座ジプシー先生から私の方に来たテレビ出演の話を彼女に振ったんですが(私は雑誌はともかくテレビには出たくない人なので)、テレビ番組を見たとあるバンドのボーカルさんが彼女に一目惚れをして、色々とコネを使って連絡寄越してきて、しばらく付き合ってましたねー(私に対してジェラシー燃やしてた彼と別れた直後だったので)。
それが誰かは内緒ですけどww これまた運命って奴だったのかなん。
眠くなってしまったので、今日はここまで。続きは後日。
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