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Case Study - No,24「魂の計画」

【スピリチュアル・カルテNo,24】K・Yさんのケース

人は生まれる前に、自らの人生の青写真を描く。

でも、それは綿密なスケジュールとは言えず、
課題の優先順位だけつけられた、
とても大雑把な、アウトラインだけの仮の計画書のようなもの。

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絶対に変えることの出来ない未来なんてないし、
避けられることの出来ない運命、というものもない。

未来は、三日先までしか決まっていないから。

生まれる前のプランは、
その人が果たすべきノルマ、克服すべき学びとしてのカルマ、
その人生で必要とし、望む経験など、あくまで希望であり、
その希望及び収めなければならない必須科目が、書き出されたリスト。

生まれてくる国も、家も、
それにふさわしい経験が出来る(リストの項目を果たせそうな)人生の
いくつか存在する候補のうちのひとつに、「必然」と「偶然」の確立で
生まれてくるだけ。

予定していたことが早まったり、経験として必要でなくなったり、
その逆で、いつまでも引き伸ばしになったり、
人生という舞台の主役である、その人が「変わる」ことで、
シナリオが書き換えられて、演出が変更になっていくのも、よくあることだ。

その人の「人生」を作っているのは、
「運命」などではなくて、その人自身に他ならないのだから。

とはいうものの、細かいディテールや、
ある程度のあら筋や脇役たちを変更出来たとしても、
主役を変えることは出来ないし、
絶対に省略することの出来ないエピソードもいくつかあったりする。

そんな風に、人生には予定調和で起きること・・・も少なくない。

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その方・・・Kさんは、やはり紹介でいらした方。

一年前にご主人を亡くされ、
なんとか頑張って日々をやり過ごしているものの、
未だに立ち直れないのだという。

何しろ、彼女自身がまだ20代。
未亡人というには若すぎた。

ご主人だったその人も、30代を少し過ぎたばかり。

傍目にも、無理をして頑張っているように見えるKさんに、
少しでも精神的に楽になってもらおうと・・・
多少の気晴らし、癒しにでもなれば、と、
お友達だったその方が、当方を紹介くださったのだ。

「あまり、眠れないんです。寝ても、浅くて・・・」

とくに「悩み」ということもないけど、ということで、
精神的な疲れ、不眠に対しての
ボディヒーリングがメインのセッションだった。

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私は、霊媒体質だけれども、
残念ながらイタコみたいに霊を身体に降ろすことはできないし、
霊能者としてはなりそこないなので、
江原さんみたいに霊と完璧コンタクトを取って、
メッセージを伝えることもできない。
霊界の通訳としては未熟者もいいとこなので。
たまーに、一方的に向こうからアクセスしてきて、
結果キャッチできることもあるけど、
私のほうから望んで、ほぼ100%の確立で成功するってわけでもない以上、
出来ている、出来る・・・とは言えないのであった。
(私の意志で話せるわけじゃないということ)

なので、旦那さんとコンタクトを取ろう、なんて考えには到らなかったし、
Kさんの方も、それを期待してヒーリングを受けに来たわけではないから、少しでも、心に元気を取り戻してもらえれば・・・
失っている気力や体力を補うことが出来れば・・・って思って。

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ベッドに横になってもらう前、
オーラのクリアニングをしている段階で、情報がポンッ!と入ってきた。

「それは、予定調和だったのだよ」という一言と共に。

こういう場合、言葉を聞き取って、という感じではなくて、
瞬時に「理解させられる」感じ。
そうとしかいいようがない。

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