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Procol Harum - A Whiter Shade Of Pale / 青い影 - 1967

そう言えばこの曲って空耳アワーで…
♪空きっ腹 パン 団子ぉお〜♪とやられてから、
もうそれとしか聞けなくなった…ってことはないけど。

(マイケルの「宿直っ♪」とか、プリンスの「農協牛乳〜♪」とか、フィリッパの「あンのイボ痔〜あああああ〜♪」ほどには、洗脳されなくて、なんとか無事)

すきっ腹 パン 団子
動画が消えてたー残念っ!

農協牛乳

パン、茶、宿直

パイプオルガンの宗教音楽的なフレーズが、とても印象的なこの曲。英語が解らない(聞き取れない)日本人としては、刹那的で陰影の深いメロディから、過去への思慕とか恋愛の悲喜を歌った抒情的かつ郷愁的な曲かと思いきや…

全然違う、ちゃう…
卑猥な話をしたらば、ウエイトレスの彼女の顔が青ざめて〜♪

みたいな どうでもいい歌詞だったww

そういや原題は、直訳すると「淡くて白い影」ようするにエロ話に「引くわ〜」って顔をした彼女の顔色のこと。日本語的な表現だと「青ざめた顔」ってとこかなっっ汗 「血の気の引いた顔」とかとか「白く凍りついた顔」だと違うし。

なんだかなー 
曲はとても素敵なのになあ、歌詞が残念やねん。

まあ邦題を「青い影」にしたのは悪くないと思うけど。
「青ざめた顔」という本来の意味よりは、何倍もいいと思います。

「青い影」1967

ツイン・キーボード(オルガンとピアノ)というスタイルが、彼らのサウンドの特徴。

ちなみにバンド名のプロコル・ハルムって、ラテン語です。英語だと「Beyond these things」で、
直訳すると「これらを超えて」

サラ・ブライトマンがアルバムでカバーしてます。
これはこれでいいんだけど、あの歌詞をまんまなのか…うむ

Sarah Brightman カバー 2000

Annie Lennox カバー 1995

Billy Joel カバー

そして、彼らの曲はこの「青い影」くらいしか知らんのである。いやさ…この一曲だけで、もう十分なくらいなバンドなんだけどね。素晴らしい曲を作ってくれたという意味で。

でも、探すと他にも色々あるわけですよ。

「Homburg」1967

ハンバーグでは無い、ホンブルグと言う町の名前。
けど、日本版のシングルのカタカナ表記がハンバーグになっとるのよね。why?

「Salty Dog」1969

ソルティドッグ??

「Conquistador / 征服者」1968

んでもって、調べてみると…
なんとメンバーチェンジをしながら、いまだに活動しているのねん。決して過去のバンドではなかったっっ

「Quite Rightly So」1968

「Wreck Of The Hesperus / 宵の明星」1969

「Shine On Brightly」1971

「Shine On Brightly」1968

とはいうものの、この60年代の、あの空気感をまとった「青い影」という一曲だけでも、プロコル・ハルムはブリティッシュロックという音楽史に、かなりの貢献と影響を与えていると言えるよなあ…


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/11/12 掲載記事より転載


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