史跡マイラーの旅(1)~湯島聖堂
おついたち参りのついで…というのはアレですけど、お茶の水は聖橋口出て、聖橋を渡ってすぐ神田川沿いにあるので、その先の神田神社行くときに必ず通る場所にあります。ちなみに湯島天神と混同されがちですが、まったく別物です。どちらも学問に関係・由来しますけども、湯島天神は菅公たる道真公を祭っているところ、湯島聖堂は儒教の開祖たる孔子を祭る廟でもあり、江戸時代に徳川綱吉が建てた学問所の跡地たる史跡です。詳しくは湯島聖堂の公式サイト見てねん。
ちなみに隣には順天堂大学があります。現在建て替え中。ついでに隣接した公園も整備中で工事中。この湯島聖堂の裏の方に神田神社があるって感じですかね。
こちらが正門になりますね。神田川沿いの方。私はいつもこちらからではなくて、橋渡っての別門から入ります。久しぶりにこちら側に来たかなー
こちらが事務所みたいな建物。
孔子の像です。顔がデカい。三等身ではないけども、とにかく顔がデカいw はい、ここは孔子廟であるので、当然孔子の像があったりするのです。
聖橋から続く道路から入ってすぐの入り口から見たところ。ここですが、以前は木々が深く生い茂っていました。ですが、数年前に伐採されてきれいさっぱりと、こんなんになってしまった。うっそうと茂っていたあの感じが私は好きだったんですけどね。でも、蚊がすごかったのは事実。管理も大変ということでいた仕方なしなのかな。
お手水は閉鎖中。
木々が無くなって明るくなりました。
大成殿手前の門。ここは段差があり、バリアフリーではないのでした。なので車椅子の人とか、足腰に問題のある人は厳しいです、ここの見学。
振り返って下を見下ろしたところ。
大成殿。土日祝しか空いていません。中に入るにはお金が要ります。でも、大したものはありませんのでした。一度見れば十分てな感じ。お土産ものが買えますけどね。受験生には鉛筆が人気です。してお賽銭箱があり、お参り出来ます。お参りの仕方はとくに無いというか、神社じゃないから、柏手とかは必要ないです。普通に手を合わせるといった感じ。儒教の作法として、廟参りするときの作法はあることはあるんですが、それをここでしても浮いてしまう感じ。なのでお寺さんと同じでいいんじゃないのかな。ここ建てたのは日本人だし。
屋根の鬼飾りでいいのかな?? これは雄鶏でしょうかね。朱雀には見えん。
去年の秋に来た時の写真が残ってたのでこちらもペースト。銀杏が見事でした。
ちょっとわかりにくいけど、遠くに神田川挟んで反対側にある、ニコライ堂の屋根が写っていたりします。
巣鴨に住んでいたときは、まだ若かったこともあり、よく白山通りをそのまままっすぐにウォーキングをして後楽園に出てから、お茶の水まで足を延ばしたものでした。当時は左右にベンチがいくつかあって、平日の人がほとんどいない時にそこに座ってまったりと時を感じながら、物思いにふけったりしたものです。でも、いつの間にかベンチは撤去されてしまいました。とても残念なことに。まあ、それも管理上のことなのかな。
神社でもないしお寺でもない。廟という場所であり、江戸時代からの史跡。そして学問のふるさと。それがここ湯島聖堂だったりします。