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Mungo Jerry - In the Summertime / イン・ザ・サマータイム - 1970

マンゴーゼリーでは無くて、マンゴジェリーですw

イギリスのバンドで、
ジャンルとしてはブリティッシュロック。

そして多分ですが、TSエリオットの1939年の詩集、
「Old Possum's Book of PracticalCats」に出てくる、架空のオス猫の犯罪ペア(マンゴジェリーとランペルティーザ)
この片方のマンゴジェリーの方が由来なのは間違いナシ。

ちなみにこの本は、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの
有名なミュージカル「キャッツ」の元になっていますネ。
※TSエリオットはイギリスの詩人で文芸評論家

ミュージカル「Cats」より
「Mungojerrie and Rumpelteazer」


で、バンドのマンゴジェリー…

ギタリストでシンガーソングライターの、
レイ・ドーセットが中心となって組まれたバンド。
レイは、10代の時にブルームーンスキッフルグループを結成。見習い美容師として働いた後、工科大学に通い、技術者としての資格を取得。社員として技術職の職を得ます。

社員として働く傍らで、1968年にグッドアースというグループを結成し、1970年にバンド名をマンゴジェリーと改名して、「イン・ザ・サマータイム」をヒットさせることに。

「In the Summertime」1970

ちなみに、この曲10分で創った曲とのこと。
そして…私は彼らのことを良く知らず、
この曲位しか知らないっす。とにかくもみあげが濃いっっ 
ルパン三世のようだっっ

「baby jump」1971


「Lady Rose / レディ・ローズ」1971

三原順さんの「はみだしっ子」に出てくるレディ・ローズはこの曲が由来ですね。

「Don't have to be in the army to fight in the war」1971


「Alright, alright, alright」1973


「Long Legged Woman Dressed in Black」1974


「Hello Nadine / ハロー・ナディーン」1975 


「Feels Like I'm in Love」1977

この曲は、
もともとエルビス・プレスリーのためにレイが書いた曲なんですが、レコーディング前にエルビスが亡くなってしまったことで、スコットランドのシンガー、ケリー・マリーによってカバーされました。

Kelly Marie「Feels like I'm in love」1980


「Nail that Snail!」2012
MUNGO JERRY'S Ray Dorset & JERICO'S Danny Shoshan


「That's The Colour Of Love」2021

こちらは反ユダヤ主義の歌。裁判沙汰になった、元マネージャーへの嫌がらせを否定するための歌です。

officialにUpされてる、今年発表の曲ですね。
てなわけで今も現役活躍中。

そして、オリジナルメンバーはチェンジにより去っていき、今はレイを中心としたプロジェクトとなっています。

ちなみにどうでもいいことですが、レイ・ドーセットはフリーメーソンはチェルシーロッジNo. 3098のメンバーだったりします。

彼は夫婦でレストランを経営して、そちらも成功しているようですが、まだまだ引退は考えてないとのこと。
でもって、45年以上も過敏性大腸症候群に悩まされてて、
今年心臓切開手術を受けたとか…
ちょっと健康が心配ですねっっ 


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/08/08 掲載記事より転載


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