見出し画像

先祖の集合体無意識とその解放

しばらく、仕事関連の話は書かないかなあ…(音楽blog移行中につき)と思っていたのですが、都市部のお盆も過ぎ、8月のお盆もあることなので、備忘録として書いておきます。

先日、長い付き合いのクライアントさん(グループレッスンから)が一年ぶりに連絡を下さり、
「父方の方は自分でも対処出来ているんだけど、母方の方に関しては、どうにも上手くいかない。とてつもなく高くて分厚い壁が立ちはだかっていて、その奥に入ることが出来なく、触れることも出来ない…」とのご相談をば。

はい。ご先祖様たちへのヒーリング。別の言い方をするならば、先祖供養というものになりますでしょうか。

この場合、仏教などで行う先祖供養の方法とはまったく違うものになりますが、4次元たるサイキカル界と5次元たるノエティカル界に存在する、先祖が作り、蓄積した「家(家系)」としてのグループエレメンタルに対して働きかけて、ネガティブな想念体を解体したり、傷ついた人たちの無念の想いを癒したりとかとか、そうしたものを洗い流してお掃除する(浄化とクリーニング)、家の意識や呪縛に囚われた人々の過去生のパーソナリティを解放する…そういうことをするわけです。

こうしたグループエレメンタルの形骸は様々で、人々が肉団子状態になっていたり、何か壺のようなものに閉じ込められていたり、結合して巨大なモンスターみたいになっていたり…あくまでそのように「視える」というだけではありますが…そのグループの資質と状態によって、特徴的な姿に視えるのです。前述したのは「マイナス」な方向性の集合体無意識であって、「プラス」の集合体無意識も勿論ありますけどね。その場合は、光っててキラキラした人々の集団の和みたいな、とても綺麗なものに見えたりします。

とは言うものの、そのようなものの方が稀と言えましょう。

Tさんの場合、なんでまたご先祖様の問題にアプローチしようと思ったかというと、御自身はともかくとして、他の兄弟姉妹の方にその影響が出てしまっているようだ…と危機を最近とみに感じてしまったからとのことでした。

とくに姪甥たちに行ってしまっているなあと…

さて、Tさんの母方のご先祖様の集合体無意識(霊脈)にアクセスするため、まずは第一チャクラを彼女自身に視てもらいました。けれど、第一チャクラにはそのルートが既に無く…
どこかに「入口」となる「繋がり」があるはずだと、探してみると第四チャクラと第七チャクラにありました。

なので、第四チャクラからアクセスすると…

やはり、巨大な壁がそそり立つように存在しています。

その前に第一チャクラを覗いてもらった時、雪ん子のような恰好をした幼い女の子が出てきました。

そして、
「このものはもう外のもので、我が一族ではない」
と言う声を聴いたので、Tさんに言うと、「自分にも聞こえた」と。なので聞き間違いでは無いよう。雪ん子の姿も、確認出来ているとのこと。

※ちなみに「外のもの」と言うのは、嫁いで、他家のものになったと言う意味合いです。

こういう被り物してました

その雪ん子に話しかけ、色々と質問をして「あたり」をつけたので、この子を呪縛している存在のところにアクセスすると、そこがまあ、Tさんの母方のご先祖様であるA家の集合体無意識へと繋がる入口だったのですね。

最初にこのワークに入る前に、何となく外からA家の「集合体無意識」のおおまかな形を霊視してはいたのですけれど。
そうですね。とても重工というか一口に言って蜜で重たいもので…樹齢何千年の巨木の幹のように太くて…

けれども、動かずどっしりとしているということもなく、ずっと同じ太さが続いているということもなく、とてつもなく長いけれど、途中枝分かれして細くなったかと思うと、何か外から入ってきてまた太くなったりと…
細くなっては再び元の太さに戻ろうとしていて、それ自体が「命」を持っている生命体のようにも視えました。

そして、中に核として入っているのが、何故か「蛇」なんですね。たぶん、屋敷神として蛇神様を祭っていたようで。
聞くと、代々ずっと農業をしていたお家とのことで… 農業なら屋敷神として稲荷神の方が多いと思うのに、蛇神というのは珍しいなあと。

何ていうか、細く長いもの…毛利元就の矢の話じゃないですが、それ自体が強固かつ頑丈になろうとして、他の紐と三つ網になって、他の三つ編みに編まれた紐とさらに三つ編みとなって、太くなっていってる…そんな感じなんですよね。
まるでワイアーロープのような組まれ方。でもって、さらに外側からビニールコーティングしているみたいな。

こういう視え方って、イメージなんですけどね。実際の形というよりも。そのように視えるというだけで。

それはさりとて。

集合意識の入り口から、とにかく中身を取り出さないといけません。その中に溜まっている「善くないもの」「悪しきもの」を掃除して、解放すること。

こういうのは、見たままのイメージすなわちヴィジュアルを使って行っていきます。

穴の中を覗くと、大量の蛇が詰まっていました。まさに蛇団子状態。これはたぶん、ご先祖様たちのネガティブな感情のゴミですね。まあ、エレメンタルなんですけども。

これはまあ、どうするかというと、蛇神信仰の総本山とも言うべき大蛇の神様(ヤワタノオロチでは無く)、大物主様(三輪山の神様)にお願いして、食べてもらいます。少しの量の蛇でしたら、三峯の神様にお願いして引き取ってもらうとこですが、これほどの数だと、そうはいきませんので。

ちなみにこういう特定の神様にこのようなお願いをするには、予め「ご縁」を作っておかないと言うのがあります。
私の場合は「お参り」くらいしか出来ていないんですけども、呼び出しに応じて下さるのはありがたいことです。
神様というのは、人々の役に立つことなら喜んで働いて下さいますから。そこはそれ。

※個人の欲のためでは無く。多くの人々の幸せに繋がることを、何よりも神様自身がもっとも望んでいることだから。ようするに、このような仕事は神の望みを叶える手伝いでもあるので。

この日の作業はとにかく「捨てる」「捨てる」
ひたすら「捨てる」
いやさ、神様に食べて始末して頂いているわけですが。

途中色んなヴィジュアルが視えてきます。

「隠れキリシタン」の人も幾人かいたんだなあ…とか。
(そう言えば、キリストの墓なんてのもある土地でしたー。まあキリストではなく、シベリア、オホーツクからの漂流者の墓だと思うけど)

飢餓もあったんだなあ、こんな目に遭った人もいたのかー
そーかそーか、なんてことを眺めつつ。

そうこうしていると、
途中から大蛇さん食欲落ちた?みたいな状態になりました。「これは管轄外のもので、食えん!」みたいな。

最初は対話しようとしたんですけど、人としての形骸をとどめてなかったのでどうにも無理とあきらめて、ドロドロになって汚物のように固まったかのような「それ」を捨てて燃やす作業に移行です。

視てみると、色んな時代の「争い」いわゆる「戦」で死んだ人々の想いの残留物で、室町時代のものや戦国時代それ以前のものなどが一か所に固まってまして。

なんと、蝦夷たち…このアテルイの時代の戦いに敗れた人たちの想いとか、そんなんまで出てきちゃいました。行きついてしまったと言うのかな。奈良時代だから、1300年前か。そんなところまで遡れてしまうのだな。

はい、東北の某県です。

でも、そこまで遡ったことで逆に「余所者」に排他的で閉鎖的になってしまった意識の根源が垣間見えましたかね。
西というか、南からやってきた人々というのは、「敵」で自分たちの平和な暮らしを脅かし、一方的に従属を強いる人々だったわけですから。

今の私たちの歴史観だと、関東とか関西とか、都市部中心の感覚と発想ですもの。朝廷とか幕府とかから見て、敵か否かで判断しているわけでしょう?
けれど、蝦夷とか言われていた土地の人たちから見たら、まったく違うわけですよ。アイヌの人たちや沖縄(琉球)の人たちの意識と本州の意識が違うの同じ理由で。

立場が異なると、見え方がまったく違ってしまう。
歴史ってそういうものなんだと、改めて思ったのでした。

…で、まあ、こちらにしても、それ以外のものもお掃除が出来たなあというところでひとまず終了。

とは言うものの、「穴」を空っぽのままにしておいてはいけません。必要なもので埋め戻す必要があります。そのあたりは企業秘密ということで。

あと、何故か蛇なのか…

確かにある特定の周波数、波動を持った感情は「ナガモノ」と呼ばれるカタチをしたエレメンタルに育つ傾向があり、それが蛇やムカデ等に似ているので、それらと視てしまうこともよくあることですが。

今回の場合は、元々…と言っても、途中ある時代からですが。屋敷神として白蛇様を拝んでいたものの(農業をやっている家は田畑や作物をネズミやスズメ等の食害から守ってくれる狐や蛇を祀る傾向にある)、宇迦之御魂神系の蛇さんだったのに、間違えたのか?勘違いしたのか、宇賀弁才天の方を祀るようになったみたいで(まあ、習合しているものだから決して間違いではないけど)…お祀りの仕方を変えてしまったようで、そこから拝むはずの蛇神様の御霊ではなく、別の「何か」を創り出してしまったみたいなんですよね。ダミーみたいな蛇神様を、自分たちで創ってしまったというか…

(神道方式で祀ってたものを、仏教方式で拝むようになってしまったみたいな…なので肝心の勧請された白蛇さんは拝まれてない状態だったの)

そして、神様のエネルギーが「核」にない状況のものに、利己的な願望とかを祈ったり、不満や不平を募らせたりで文句を言うなど、恨みとか嫉妬とか怒りとかネガティブな感情もどんどん集まって…が、引き寄せられ伝えられ継承されていく負のループのロープが出来上がっちゃった。
ちょっと特殊なケースではあるんですが。
解る人は解るかな?

ちなみに、雪ん子は一族の中で間引きされたり、流れてしまったり、死産した赤さんや子供たちの意識の集合体です。

とりあえず、もともと拝まれるはずなのに、ハブられてしまっていた本来の屋敷神さんを元のポジションに戻して、雪ん子のことも対処して、あれやこれやして…で、終了。

あとは取りこぼし等、様子見です。

そうですね。私一人でやったのではなく、Tさんがそれなりのスキルのある方なので、共同で、いやさ私はサポートが主という事で行った次第かな。

いやはや、こういうのが子孫にも影響しているのは事実ですから(影響でない人も多いけど)、こうしたクリーニングを通して少しでもその人自身以外の他人の荷物(ご先祖様の負の荷物や借金)を減らすことで、影響出ちゃっている人たちが楽になるといいですよね…

そう言えば、一族の中で一人出家するものがいれば、8代まで先祖の宿業を軽減することが出来、徳を積み、供養も出来るとは、その昔に言われたことでしたね。

それにしてもアテルイの時代までって、8代どころではない遡りけどーっっっ でですねっっ

とりあえずそのちょっと前くらいまでで途絶えてたから、ぜいぜい1500年がいいとこなのかもですね。先祖や子孫という集合体無意識の始まりって。

もし、こちらの記事を読んで頂いて、面白かった、参考になった…とそう思って下さったり、サポート下さいましたならば、心から嬉しく思います💛