コーヒースタンドでのちょっとしたドラマ
無性においしいアイスカフェラテを欲してる今日この頃……今日もお疲れさまです。
もともと1日1杯のカフェラテがないと生きていけない人間でしたが、最近は土日にデカフェのラテに出会えるときだけ!と決めてるのでガブガブ飲める日が恋しかったりもするのですが。
少し前に散歩してる途中、初めて立ち寄ったコーヒースタンドでありがたいことがありました。
ずっと気になってたおしゃれコーヒースタンドに胸を高鳴らせつつ、外に張り出されたメニュー表をパッと見る限りデカフェはなさそうに見えて。
入るのをやめておこうかな……とも思ったのですが、なかったらなかったでケーキだけ買って帰ろう!と思い直し、いざ入店。
ドキドキしながら店員のお姉さんに尋ねると、幸いデカフェメニューはあったのですが、アイスコーヒーのみで「ラテ」はないとのこと。
コーヒーならなんでも嬉しい!と「じゃあそれでお願いします」と言った次の瞬間
「ミルク多めにしておきますね」
と一言、お姉さんがそう言ってくれて。
何気ない一言だったけど、これがなんだかすごく嬉しかったんですよねー。
本来はラテをあきらめた私の気持ちなんて、そこまで考えてくれなくてもいいじゃないですか。メニューとしてないんだから。
それでもなんとか、期待に応えようとしてくださったお姉さんの気遣いには大袈裟じゃなく感動してしまって。
少し前までアイスカフェラテを頼むことなんてなんでもない日常だったのに、気づけばいろいろ葛藤してる日々。
でも、そんな中だからこそ、こういう一つひとつのイベントがちょっとドラマチックに思えるというか。
人の優しさが、より沁みるというか。
この日飲んだ「ミルク多めのデカフェアイスコーヒー」は信じられないほどのおいしさで、飲んだ瞬間「おいしい……!!!!」とテレビ番組の食レポのように目は見開き、身体はのけぞってました。
そもそもおいしいコーヒーだったのは間違いないけど、一連のやりとりのおかげでより一層おいしく感じたんだろうな。
また散歩しがてらふらり、立ち寄りたいと思います。注文はもちろん「ミルク多めのデカフェアイスコーヒー」で。
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