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夫がゲームアプリを削除した

いつもは仕事帰りに書いてますが、たまには朝からnoteを書いてみます。おはようございます。

こうして電車を待ったり電車に乗ったりしてる間、私はnoteを書く以外だと音楽を聴いたりラジオを聴いたりすることが多いのですが。

夫はというと、とにかくスマホゲームをしてることが多くて。これは移動中に限らず、一緒に食事してても家にいても、何かといじってる姿をよく見かけます。

いじるだけでなく一晩中、画面をつけっぱなしにして私たちが寝てる間にアプリが自動で戦ってることも(ゲームをやらない私にはあまりよくわからない感覚)

もう何年やってるんだろう?ずっと同じゲームをやり続け、「ゴールは?」と聞くと「特にない。なんとなくやってる」と答えが返ってくるので……何をモチベーションに続けてるんだろう?とシンプルな疑問が常に浮かんでました。

でも、人それぞれ好きなものはあるわけで。私にも理屈抜きに好きなものはあるので、お互いさまってことで横でいつも見守っていたのですが。

2日前、仕事から帰ってきた夫が突然言ったんです。

「今日からあることをやめたんだけど、なんでしょう?」

突然出されたクイズに私は混乱し、「ラーメン」「いつも使ってるイヤホン」と夫に身近なものをひたすら口にしましたが、なかなか当たらず。いくつかはずした結果やっと「スマホ関連」であることまで辿り着いて、おそるおそる「ゲーム?」と聞くとなんと本当にそうだと言います。

しかも、たまにやる類のものではなく、いつ見ても画面を開いていた例の位置情報ゲーム。

あんなにずっとやってたのに、なんで急に!?と理由についてインタビューしてみると

「英語のアプリとかいろいろやることがありすぎて、もうこれ続けてると生活が回らないなって思った」

と。確かに夫はゲーム以外にも英語の学習アプリもかなり真面目に継続していて、それは知ってたのですが……まさか大好きなゲームをやめてまでそちらに時間を割こうとするなんて。あまりに予想外の展開に驚きが止まりませんでした。

で、驚きはまだ続いて。

「今朝、会社の最寄り駅に着いた瞬間にもうやめようと思ってアプリも消したんだよね」

やめるって言ったってアプリを開かなきゃいいだけなのに、なんとアプリごと削除するという徹底ぶり。

ずっと好きだった何かを突然に、こんなにもスパッと、自分にはやめることができるだろうか?いや……絶対無理だ。

やると決めたらとことんやる、その代わり飽きたら一切やらないという夫の特性は理解してたつもりですが、「0か100か」の人間の姿を目の当たりにして。私は驚きと、ある種の尊敬が止まりませんでした。

こんなに身近にいるけどまだまだおもしろエピソードが止まない彼に感謝しつつ。果たしていつまで彼の「ゲーム断ち」が続くのか……しばらく見守りたいと思います。

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