𓍯書くことが好き、ただ純粋に
更新が滞っていたnoteを作り直して新しい自分が誕生した。なぜ書き続けることにしたのか、今後つまずいたときのためにも、自己紹介も兼ねて今の気持ちを残しておこうと思う。
1.今、やりたいことやってる?
結婚して子どもも産まれ、職場でも重要な役割を任され、幸せなはずなのにどこか満たされない。妻として、母として、教員として、求められるままに働いて、その役割を果たす。
ただただ通り過ぎていく毎日に、もやもやしていた。そんなとき、子どもの言葉にハッとした。
「せんせいの、しょうらいのゆめは?」
……私の将来の夢? 高校の進路選択のときに現在の道を選び、そのまま敷かれたレールの上を歩み、憧れの職業に就いた。高校時代に夢見た環境に身を置いてはいるけれど、私はこの先どこへ向かっていくのか? このまま流れに身を任せていていいものか?
私にもまだまだ将来がある。そう気づいたとき、“今、やりたいことやってる?” そんな疑問が心に浮かんだ。
2.幼いころから書くことが好きだった
思えば、私の人生は言葉と共にあった気がする。幼い頃から文章を読むことや言葉で表現することが好きで、読書感想文や作文コンクールではよく学校代表に選ばれ、入賞していた記憶がある。
誰かの文章を読んで感じたことを書き留め、心のよりどころにしたり、感情を揺さぶられるようなことがあれば、思いのままに書き綴って気持ちを整理したり、気がつくといつも書いていた。
私はいつも、言葉に、そして、書くことに救われていた。
3.なりたい自分になるために
好きなことを仕事にできたらどれほど素敵だろう? これからの生活を考えたときに、今の仕事は続けられるだろうか? 今の働き方で無理なく子育てはできるだろうか? 女性は、家庭も仕事も、どちらも選ぶことは難しいのか?
子どもは自分にとっても、社会にとっても、未来にとっても尊い存在。子を産み育てるということは重要なことをしているはずなのに、自分だけが止まっていて取り残されている感覚に陥ることがある。
考えているうちに時間だけが過ぎ、悔しさが募っていく。いつから「何かを選ぶ」ということは、「何かを諦める」ことになったのだろうか。私は何も諦めたくない。なりたい自分になるために、できる限りやってみたい。
4.言葉の力を信じて
言葉の力は、計り知れない。言葉に元気づけられたり、勇気づけられたり、時には傷ついたり、涙したりもする。言葉には人を動かす力があると思う。
私が言葉に救われたように、私も言葉で誰かを救いたい。救うなんて大きなことはできないかもしれないけれど、誰かを今よりちょっといい気分にできたら素敵だと思う。その誰かって、もしかしたら自分かもしれないけれど。
私の「ころも」という名前には、「周りを優しく包んであげられるように」という願いが込められている。私の言葉で、自分自身も、周りも、全部全部、優しく包み込めたなら。
ここまで書いてみて気づいた。やっぱり、書くことって楽しい。私は書くことが好き、ただ純粋に。これが私の、書き続ける理由。
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