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【高校生】意外と怪しい英語不規則変化動詞5選【あるある】

普段、塾講師として学生、特に高校生中心に英語をみているわけですが、単語(動詞)自体は知っているけれどその不規則変化が怪しいというものがいくつかあります。トップ画像に使わせてもらったfight「戦う」なんかもそうで、foughtという過去形・過去分詞形になると途端に、これなんですか?なんてことがよくあります。どれもよく使う基礎単語ばかりなのですが、中学の時におぼえる最初の不規則動詞変化表に載っていなかったりすると、盲点となるのかもしれません。

そこでこのnoteでは私が指導現場で目にすることの多い怪しい不規則変化動詞5選をランキング形式で紹介したいと思います!

◎第5位 lielaylie
これは典型的な高校英語最初の洗礼ということで3点セットで5位にしました。この語たちについては以前noteにしたものがあるのでそちらも合わせてどうぞ!

あまりにも有名なので逆にさすがにおぼえている生徒も多いから5位くらいにしてみました。

◎第4位 wake
wake up「目覚める」というフレーズでお馴染みの単語ですが、活用は、

wake━woke━woken: waking

ということですが大丈夫だつたでしょうか?
この語は特に過去分詞wokenのところがポイントで、awaken「呼び起こす」という他動詞とごっちゃになっちゃうんですよね。あれ、どっちだっけ?みたいな。

The dream awakened terrible memories.
(その夢はひどい記憶を呼び起こした。)

OALD10

ちなみに個人的にこの語で不思議に思っていることがあって、近年、アメリカ中心に注目されているwokeという語法がありますよね。「(様々な社会の構造的不平等に)目覚めた」という意味で、wokenessという名詞形まであると。

これは本来過去形のwokeをstay wokeのように形容詞的に使うようになったものですが、普通、こういう動詞が形容詞化するものって過去分詞から来ると思うんですよね。excitedとかpleasedとか。語感的にwokenの方が自然な気がするのですがそんなことないですか?

◎第3位 ring
「(電話などが)鳴る」の意味の時は、

ring━rang━rung: ringing

これだけでもややこしいのに、「取り囲む、指輪をはめる」のときには、

ring━ringed━ringed: ringing

という活用もあるんですよね。。

a building ringed with fences
フェンスに囲まれた建物

ウィズダム3

◎第2位 hang

この単語についても上のnoteにも書いたのですが、特に「(ものを)掛ける」の意味のとき、

hang━hung━hung: hanging

という活用になるのですが、先のrangとか、ran, swamなんかが全部過去形でaだから、なんかhangも過去形なような気がしてしまうんですよね。。

そして、怪しい不規則変化動詞のナンバーワンは...


◎第1位 seek

seek━soughtsought: seeking

いや、「求める」という意味のごく普通の動詞だし、どの単語帳でもこの不規則変化には注意喚起がなされているのですが、決して少なくない高校生が、この単語何ですか?知らない子ですね、みたいな反応するんですよね......

Two people sought refuge in the American embassy.
(2人の人物が米国大使館に保護を求めてきた。)

ウィズダム3

以上、意外と怪しい不規則変化動詞5選でしたが、英語では規則動詞より不規則動詞こそがむしろ日常的な、英語らしい語彙だったりするので、一つ一つ体得していこう!

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