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DS世界樹3部作がHDリマスターされるので過去のプレイングを振り返る

今週のニンテンドーダイレクトもまたいろいろ情報が濃くて満足・・・。

ゼルダやピクミン、オクトラといった新作もいいが、黄金の太陽、バテン・カイトス、世界樹の迷宮の移植・リマスターもリアルタイムで遊んでた身としてはめちゃくちゃ嬉しい。

特に世界樹の迷宮、略称SQはキャラメイクでパーティー組んでいろいろ想像するのが楽しかったので思い出深い。

1~3までの思い出

DS時代のアトラスは名作が数多く、特に世界樹シリーズは3DSまで10作でてる。全部やった。

SQ1は2007年1月。メインメンバーはソードマン男、ダークハンター男、パラディン女、メディック男、バード女。後のシリーズも原則、最後までメインで組んだメンバーで遊んでいた。だが1はまだ育成の自由度も低めで特にレンジャーのサジタリウスの矢が強すぎたので裏ボスとかでは編成に加えていた。

シリーズでもお約束になってくるストーリー後半での異種族モリビトとの遭遇は衝撃的で感動的だった。デザインが一目惚れだったので、気分的になるべく倒さず逃げ回っていたのだが、途中から戦闘は避けられず、4層ボス戦では次々と戦う羽目になってけっこう気分が落ち込んだ。そしてそんな状態でその後の第5層の衝撃・・・情緒がやばかった。

また特にSQ1、SQ2は世界観やクエスト名などで古典SFのネタが多く、これがきっかけでけっこうSF小説を読むようになった。最近は古典を越えて近代のものもけっこう読むようになった。

SQ2は2008年2月。前作のメンバーをそのままに新たにガンナー女とドクトルマグス男、ペットの犬が加わった。地下に潜った前作と逆に世界樹の天辺を目指す冒険。

前作のモリビトと比べれば友好的な関係になった翼人(ツバサビトと読んでる)や、宿屋の娘が氷竜に攫われた際は意地でもその場でスキルポイントを振り直して倒したのが印象深い。ラストバトル、砕けた天空城での空中戦は後述にリメイク版の新・世界樹の迷宮2のオープニングアニメで妄想イメージ通りのものがお出しされて興奮した。

3の発売直前まで裏ボス撃破やコンプリートは放置してたが、薬物アクセラに頼りまくって強引に勝利した。特に最後の素材を落とすワニ🐊には死ぬほど苦労させられた

SQ3は2010年4月。一新されたクラスに海のフィールドや大航海クエストでの数多くのボス戦が熱い。メインはパイレーツ男、ウォーリアー男、モンク女、シノビ女、ゾディアック男。世界観やキャラ・ストーリーもこれまでに比べ濃くなって想像も捗った。

エンディングが複数あり、シリーズ初の周回プレイが可能に。周回プレイは裏ボスの力(を主人公が部分的に借りれるという脳内設定)によるタイムリープとして解釈した。3回に及ぶ周回で、先に進むと必ずどちらかが死ぬ冒険者を止めたり、殺し合うことになる兄妹を止めたりする壮大な冒険になった。キャラではアンドロのオランピアが良かったので新シリーズで仲間になって欲しい。

名状し難い裏ボスの昏き海淵の禍神くらきかいえんのまがつがみもめちゃくちゃ苦戦させられた。今作ではサブクラスが実装されて育成の自由度が増したので、なるべく攻略情報そのままでなく、参考にしつつ自分のパーティーをアレンジして何度も挑戦。スプレッドシートにターンごとの行動を記録しても目標のHP75%以上削るのができず最後はゴリ押しで勝った。

他のシリーズ

その後も3DSでSQ4、SQ5、SQX。新世界樹1、2。不思議のダンジョン2作が出ている世界樹シリーズ。

メインである4,5は言わずもがな、新シリーズも良い。キャラメイクをする必要がないのでより幅広い層にオススメできる。新シリーズは3がまだ出ていないので、その布石の意味でもSwitchに移植されるならこっちかと思っていた。

スキル継承ができるグリモアシステムや料理といったシステムもストーリーやキャラデザもよく、特に新・世界樹の迷宮2のオープニングはキャラデザの日向さんが監修してるだけあってめちゃくちゃ出来が良い。

不思議のダンジョンは・・・出来がちょっと微妙だった。開発会社も別なので仕方ないが、その会社への信頼度は下がった。オーケストラアレンジされた古代さんの音楽やアリの巣構造のダンジョンとか巨大なFOE、DOE戦とかシステムは面白かったけど、特にストーリー、テキストが・・・地味だけど大事なんだなと再認識した。

あとはSQ5は裏ボスがまだ撃破できておらず、SQXはダークヒーロー戦で止まってたりする。3DSの残ってるデータで挑戦したいけど如何せんやる事が多すぎて(主に新作ゲーム)手を付けられていない。

マイパーティー相関図

Xを遊ぶときに作った脳内パーティメンバーの整理で作った図。

SQXでは3と5の主人公だったマサラの娘・マーナを主人公に。母にあたる5のブラニー族のウィーナはウェルズのタイム・マシンで50万年後の人類の子孫イーロイ族のヒロインの名前から。小柄、主人公の時間旅行という設定がぴったりだった。

余談だが、タイム・マシンではウィーナを救えなかったタイムトラベラーは、続編に当たるタイム・シップでは彼女を助けるために再び時間旅行を行っている。まさに今読んでいるところなので読み終えるのが楽しみ。

歴代の主人公の脳内設定、1と2のウィスは樹海で死んだ両親が冒険者だったことがきっかけで冒険者となった。1の迷宮探索を通じて以降は古代の世界の探究を行う組織を起こしたという設定だが新シリーズの図書館と設定が被った。3の主人公マサラは迷宮での冒険前の海賊時代に嵐の海でフカビトと遭遇して左腕を失うも運良く撃破、漂流中にその肉を食べて気づくと左腕は再生されていたという過去を持っており禍神と少し繋がっている。その設定で周回プレイしたり5の世界へ転生したりできたことに。4の主人公はユミル。タルシス近くの森に捨てられていた孤児で後に帝国人であるという設定が追加されサブクラスをインペリアルにした。5は3の裏ボス戦後崩壊に巻き込まれたマサラが時空を超えてアルカディアに転生し禍神の残滓の影響で世界樹を目指し、最後は同じ宇宙的驚異である星喰と対峙し、決着後は完全に人間に戻って地球に帰還する。

こんな感じでシリーズ通して脳内ストーリーを描くのも世界樹の迷宮の楽しみの一つ。キャラメイクできるゲームは多いけど、意外とパーティーまるごとキャラメイクするのは少ない。パッと思いつくのはドラクエ3とか?情報が古すぎる。世界樹フォロワー的な和製ダンジョンRPGもいくつかは見かけるけど、世界設定やキャラデザとかモンスターデザインもひっくるめてやっぱり世界樹の迷宮が一番、バランス取れてるというか個人的に刺さる。

未来へ

HDリマスターはどう遊ぼうか。1と2は新世界樹でリメイク版も遊んでるわけなので、3からか?メンバーは折角なので追加されたキャラクターグラフィックで新キャラを作るか。

Switchでマップ作成がどうなるか疑問だったが、タッチペンを限定的に同梱するというパワーで対応していた。コントローラーでの地図書きもできるようだけど、全マップを描くのはかなり大変そう。

今回はHDリマスターなので古いシステムをうまいこと落とし込んでるが、以降の世界樹の迷宮ではそれもまたどうなるか。

とりま今回の3部作を買って、新1、2のSwitch移植、そして新3や世界樹の迷宮6、あるいは世界樹の迷宮を継いだ新しいダンジョンRPGに繋げてほしい!


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