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自分の立ち位置の再確認も必要

今年もあとひと月ちょっとで終わろうとしています。
個人的には近年稀に見るくらい慌ただしくいろんな活動を行なっている1年で、さらにこれから動かし始めるものもあったりする中で、ちょっと整理をしていかなければ決まったスケジュールにただ流されて動くだけになってしまうなぁ、という焦りもあったりします。
 
 
頭の中できちんとまとまっていないまま、先に決まった予定をただこなすだけになるのは嫌なので、ここ1週間くらいはできるだけ立ち止まり気味にしながら思考の整理を優先に仕事や活動に向き合っています。
noteの更新頻度も少しだけ下げさせていただいて、毎日の発信の軸足を音声メディアにも置かせてもらったりして、思考する時間をやりくりしています。

 
 
 
婚活支援とか障害者の性の問題とか、地域の福祉のプラットフォームを作るプロジェクトだとか、YouTubeライブ対談とか、個人の活動としてもいろんな分野に手を出しています。
そして本業の方でも生活訓練を立ち上げたり、若者のシェルター事業を行なわれている法人さんとコラボレーションして就労支援のアドバイザーに入らせてもらったり、12月からは制度の福祉サービスがまだ利用できない方向けに「成人期版フリースクール」という引きこもり気味の方に向けた事業も始めることになったりと、規模はそれぞれ大きくはないものも多いですが活動の幅は随分と広がったと思います。
 
 
実際にこれらの活動のための準備や打ち合わせ、実際の運営など含めてもそれだけで1ヶ月のスケジュールが真っ黒になりかねなくて、充実しているといえば充実しているんですが、ちょっと気持ちが追いつき切らない部分も見え隠れしてきます。
 
 
だからこそ追われて流されるんじゃなくて、速度を緩めてでも何なら立ち止まることさえしてでも思考の時間をとらないといけないなぁ、と思っています。
 
 
 
ありがたいことにほぼ毎日どこかのプラットフォームで何かを発信しているもので、記憶が薄れていてもそれらを辿ると自分が一体何をその時その時で考えていたのか、ということは振り返ることができます。
そこでいくつか自分が吐き出してきたものを振り返ってみました。
 
 
 
僕は今いろんな方のご協力を頂きながらいろんな事に取り組ませていただいています。
もちろんその多くは僕自身がやりたい、やらなきゃいけない事だと感じて仲間に相談しながら始めたことです。これからもブラッシュアップしながらステージを進めていきたいと思っています。
 
 
そしてこれから先もいろんな事を始めると思います。
  
 
 
でも、大事なのは「何をやるか」ではありません。
 
 
僕は決して就労支援をしたくてここに立っているわけじゃありません。婚活支援をしたい人な訳ではありません。障害者の性の問題に精通したい人なわけでもありませんし、引きこもりの支援を生業にしたい人でもありません。
もちろん対談YouTuberになりたい訳もありません。
 
 
僕の将来の夢に「まちを作る」という夢があります。
今自分でもオンラインコミュニティを運営していますが、元はと言えばそのために仲間が必要だという思いもあって始めたんですが、もちろん僕はオンラインサロンオーナーになりたいわけでも町長さんになりたいわけでもありません。
 
 
大事なのは「何のために」動いているのか、です。
 
 
福祉が特別なものじゃなくてあちこちにありふれたものになる、福祉が「福祉だけのもの」じゃなくなることや、誰かだけが支援を背負わなきゃいけないわけじゃないような、そんな景色を見るために僕は動いています。
 
 
そしてその実証として「まち」を作りたいのであって。
その手段として婚活支援をしているのであって。
その手段のひとつとしてたまたま就労支援の事業を営んでいるのであって。
それを知ってもらうためにあちこちで発信をしているのであって。
 
 
福祉人が所属によってやりたいことや自分の思いを表現したりかなえたりすることができない、ってそんな窮屈なことはない、別に個人で繋がってそこから何か生まれたっておかしくないし、むしろその方が福祉の中が繋がる、と考えてオンラインコミュニティという手段を使ったのであって。
 
 
その手段に飲まれてしまってはいけないな、ということを今改めて感じながら、自分の今年を振り返っています。
そして、ここからは次の年度に向けてどう動いていくか、の準備をしていこうと思っています。
 
 
毎年この辺りの時期になると必ず振り返りをしつつ、年度の初めに作っている自分のビジョンと今がどれだけ付合しているのかを確認して、それをもとにこれからどう動いて年度を締め括って次に踏み出すかを考えるのが癖になっているのですが、多分この時に自分の思いや視座の立ち返りをしているんだろうな、と思います。
 
 
「何のために」
 
 
少なくとも地域の福祉が特別なものじゃなくどこにも分断がなく当たり前に浸透していく姿をいつか眺めるために、今を見据えなきゃいけないな、と思います。
 
 
ちょっとバタバタしているので、noteを毎日書く、というのが音声と分散していますが、よかったら音声の方もお聴きください。
 
 
今日はそんな自分の心境、みたいな話でした。
 

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