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支援者の意匠や主観は支援の邪魔になる

支援者が支援の主役なわけではありません。「いい支援」というのが何なのかという答えは僕は持っていませんが、支援者の意匠や主観が支援に色濃く反映してしまう支援はよくないと思うんです。
 
 
分かっている事のはずなんだけど、それでもついつい支援者が自分の意匠や主観を込めてしまう事は少なくないような気がします。
 
 
支援というのは「私(支援者)がどうしたいか」ではなくて、「ご本人がどうしたいかがどうすれば進められるか」を考え行動することです。主語はいつだって本人にあるはず。
 
 
ここを履き違えてしまえばどんなに方法論として素晴らしい支援だって本人にはハマらないものでしかありません。
 
 
自分の意匠や主観をできる限り排した視点で支援を考えていく、というのは言うは易しなんですが、折に触れて内省しなきゃいけないことなのかも知れないな、と思います。
 
 
支援においてある種の当事者意識というか「自分ゴト化」をする、というのは大切ですが、それが行き過ぎないようにコントロールするのも大事な支援スキルなんだろうな、と思います。


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