客観的な意見なんて無いんだ（という私の主観）

こんばんは、ウィッシュノートです。

前回のポエムにスキをありがとうございました。読んでくださっている方が居るんだなと、とても励まされています。

今日は人に意見を伝えること、また意見を求めることについて「怖いな」と感じたことをポエムにしました。

客観的な意見なんて無いんだ（という私の主観）

客観的な意見なんて無いんだ。

人はどれだけ公平であろうと
視野を広くしようと
角度を変えようと
知識を深めようと努めても

この頭と心を使ってしか、物事を考えられないんだから。
そしてこの頭と心には、それぞれの物の見方や思考の癖が、すっかり染みついているんだから。

同じ物事を見ても、ＡさんとＢさんでは全く捉え方が違う。

それなのにＡさんもＢさんも
自分の頭と心でしか思考できないからこそ
それ以外の答えが見つからず
自分の考えが唯一無二の正解だと思い込む。

自分のことならそれでもいいんだ。
自分が採用した正解の結果は、自分にふりかかって来る。

でもこれが人のことだったら？
自分が押し付けた主観が、誰かの心を歪めてしまったら？

人の心は放っておいても、自分に合わない思考を長くは持ち続けられない。
だからいつか、もっと自分に合う意見を見つけて、誰かが押し付けた主観から解放されるだろう。

それでも嫌な言葉ほど、しばらく引きずるものだから。
その「しばらく」の間に、どれだけの損失が生まれるか分からないから。

言葉にはよくよく気を付けなきゃ。
客観的な意見なんて無いんだと、忘れないようにしなきゃ。

いま自分が話している言葉も
いま自分が聞いている言葉も
個人的な見解であって、唯一無二の正解ではない。

自分の主観で相手を歪めないように
相手の主観で自分を歪めないように

話す方も聞く方も、言葉にはよくよく気を付けなきゃ。

どれだけ正しそうでも
どれだけ優しそうでも

人の言葉なんて全て主観でしかないんだから。

（という私の主観）