【創作詩】アイツが先にやったのさ!
俺は何も悪くない!
アイツが先にやったのさ!
アイツが足を踏んだから
俺は背中を押したのさ。
(アイツが背中を押したから
俺は胸倉をつかんだのさ)
アイツが胸倉をつかんだから
俺は体を突き飛ばしたのさ。
(アイツが体を突き飛ばしたから
俺は顔を殴ったのさ)
アイツが顔を殴ったから
俺は首を絞めたのさ。
(アイツが首を絞めたから
俺は必死にもがいたのさ)
アイツが必死にもがくから
俺は力を入れたのさ。
(アイツが力を入れたから
俺はだんだん弱ったのさ)
アイツがだんだん弱っても
俺は構わず絞めたのさ。
アイツ(俺)の呼吸が止まるまで
俺(アイツ)は夢中で絞めたのさ。
最初にやったのはどっちだっけ?
最後に死んだのはどっちだっけ?
愚かで無慈悲な作り話。
だけど本当に起きていること。
🌸最後までご覧くださり、ありがとうございました🌸