意味不明で根拠もない変な自信に満ちていて
この歌詞は、もちろんKANさんがご自身の23歳の頃を振り返って書いていらっしゃると思われるのだが。
自分も10代~20代の頃は、ひたむきに夢を追いかけて暮らしていたよなぁ、と思う。
まぁ、その当時の理想通りに叶うことはなかったが。
なんてことを、この曲がタイトルチューンのアルバムを聴きながら思い出していた。
ずっと「自分の得意なことをして、人様に喜んでいただける仕事に就けたら」と考えていて。
思えば学生時代から、いろいろ具体的な内容は変われど、そんな夢を抱きながら今に至っている。
とはいえども。
振り返ってみれば、ずっと「他者からの承認」を得るために生きてきたような気もして。
大して自己肯定感もなく、それでも誇大妄想は備わっていて、「私はいつかすごいことを成し遂げる!みんな見とけ!」なんてめちゃめちゃ痛いことを心の中で考えていたようにも思えて。
まぁ、一言でいえば、ぶん殴ってやりたい。
現在の自分は、いろいろ制約があれど平穏無事に暮らしていて、好きなこともできるありがたい環境下にいる。
それでも嫌なことや辛いこと、面倒くさいことはあるけれど、今の自分ができることを、無理せずにやっているつもりだ。
ハッキリ言って、以前の自分が思い描いていた「理想の自分」からは程遠い状況である。
でも、そんな「理想の自分」になろうと、必死に頑張ってきた時代を否定する気にもなれない。
いろいろと無茶をして、暴れまくって、周囲に迷惑をかけて、自分もたくさん傷ついたけど、それらがあっての今の自分なんだから。
もしサポートをいただければ、とても嬉しいです。自分の幸せ度を上げてくれる何かに使いたいと思います。