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とりあえず手帳や日記をいっぺん開いてみようか?

 気がつけば、noteに3日連続で投稿している。

 理由は何のことはない。ただ「一日のうち一回は、noteのページの右上にある『投稿』ボタンをクリックする」ことを続けてみただけである。
 すると、下書き保存されている記事のタイトルや、現時点でどれだけ連続投稿できているか等が表示される。それを見てしまうと「今日も書いてみようかな」という気になる。

 ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で主宰者の糸井重里さんが、そこで販売されている「ほぼ日手帳」について、書き続ける秘訣を語っていらっしゃった。
 それは「毎日、手帳を開いて読んでみる」こと。
「今日のダーリン」2023年9月15日付。たぶん2日後の9月17日のAM8:59頃まで原文が読めます)
 自分もほぼ日手帳ユーザーだが、以前はただ持っているだけで満足してしまい、中身にほぼ何も書き込んでない時期もあった。
 今考えると、ちょっともったいない気がする。

 古賀史健さん著『さみしい夜にはペンを持て』の中でも、主人公のタコジローくんに日記を書くことを勧めるヤドカリのおじさんは、以下のように語っている。

「書くところまで約束にしなくてもいい。まずは『夜になったらノートを開く』と、自分と約束してみよう。ノートを開くだけだったら、守れそうだろ?」 

p.150

 そして、それをきっかけにタコジローくんは毎晩、日記を書くようになっていく。

 このやり方、手帳や日記を書くこと以外にも、いろいろ応用が効きそうな気がする。
(上記の「今日のダーリン」では、毎日ランニングを続けるための例も挙げていらっしゃる)
 私の場合だが、せっかく家に楽器があるのに、最近は全く触らなくなってしまった。
 「とりあえず、一日一回は触る」ってことを日課に取り入れてみるだけで、何か意識が変わっていきそうな気がする。

 といえども、いずれの例にしても「こんなに日課のハードルを下げたんだから、絶対に毎日、遂行しなくてはならない!!」と息巻いてしまったら、元も子もないと思う。
 というわけで、noteへの投稿も「絶対に毎日するぞ!!」と意気込むつもりはない。
 自分自身に力が入りすぎると、文章にもそれがにじみ出てしまいそうな気がする。
 たぶん書いてて楽しくなくなるだろうし、読んでくださる方々もしんどくさせてしまうだろう。

 というわけで、今後もできるだけゆるく、肩の力を抜いてnoteを続けていく所存。

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