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【0072】考える手順

仕事を楽しんでいる人とそうでない人がいますが、
その違いはなんでしょうか?

いろいろな要素がありますが、一つの共通点は、
どれだけ考える筋肉が強いか?
かと思います。

コロナ禍において
・大量の在庫を、イベントを開催して、むしろ通常時よりも売り上げを上げている卸売りの社長
・巣ごもり消費を狙い打ちして、当たりまくってる飲食店店主
・子どもの貧困問題を、全国の居酒屋を使って解決しようとしている居酒屋経営者

彼らはわくわくしながら仕事をしています。
考える筋肉が強い人たちは、目の前の障害を楽しむ癖があるようです。

今回は、そんな彼らの考える筋肉をちょっと掘り下げてみました。
考える手順をいくつか紹介します。

・トレードオン思考
何かを得るためには、何かを失わざる負えない関係性を「トレードオフ」といいます。
そのトレードオフの関係を両立させようと考えることが「トレードオン思考」です。
スピードと正確性、品質とコスト、リスクとリターン、といったトレードオフな関係を同時に得ることはできないか?を考えていきます。

・プラスサム思考
誰かが利益を得ることによって、他の誰かが損失を被って、富の総和がゼロになる状態をゼロサムといいますが、
その富の総和がプラスになることをプラスサムと言います。
近隣する飲食店がお客を取り合うのではなく、協力してより多くのお客を呼び込むにはどうすればよいかを考えていく思考です。

・弁証法
Aという意見と対立するBという意見を統合することによって、Cというよりよいアイデアを生み出していく思考法です。
「正→反→合」とも呼ばれていて、古くから活用されています。
古い習慣→新しい習慣→古いけど新しい習慣を考えるという感じです。

・2軸思考
物事を点で捉えるのではなく、2つの軸を使って面で捉える思考法です。
仕事において「緊急×重要」という2軸で、4つの分野に分ける方法が有名です。

・IF思考
仮の条件を想定して、発送を広げていく思考法です。
制約、状況、人物、時間、地理などの条件を想定して考えていきます。
100年後も生き残る保険代理店を作るとしたら?を考えていきます。

いかがですか?
現在自分が置かれた状況で、上記の考える手順を使うことによって、
さまざまなブレイクスルーが生まれませんか?

ピンチをチャンスととらえるには考える筋肉を鍛えるしかありません。
どんなに厳しい状況であっても、考えることによって必ず打破することができます。

何か自分にピンチが訪れた時というのは、実は考える機会が提供されているだけです。
ぜひ考えることを楽しんじゃってください。
その先にある大きな果実を手に入れちゃってください。

圧倒的な自由がそこにあります。

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