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【0142】誰かの役に立つこと

仕事とはなんでしょうか?
もし、子どもから質問されたらなんと答えますか?

我が家では、

仕事=誰かの役に立つこと

と伝えています。

日本経済のルールの中では、誰かの役に立ち、その誰かがお金を払い、最終的に自分に回ってきます。

この「役に立つ」ということを無視すると、どんなに素晴らしい活動をしても自分にお金が回ってきません・・・

日本人のメンタリティは世界に誇れるすばらしいものです。
大震災において搾取や強奪がなく、順番を守って配給を待つ国民は日本人だけではないでしょうか?

我々は日本人を相手に仕事をしているので、役に立つサービスを受けたにも関わらず、お金を払わないという選択は、なかなか難しいと思います。
そういう国民性です。
逆に役に立つことなくお金をもらうのは詐欺です^^

なぜ、こんなことを伝えるかというと、
よくあるのが、上司に言われてやったけど評価されないというケースです。
そもそも、その上司の指示が間違っていることはないでしょうか?
もしくは、十分に理解されないまま取り組んでいないでしょうか?

その仕事は誰の何にどんな役に立つのか、たとえ上司の指示であっても、
もし、誰の役にも立たないのであればやる必要はないと思います^^
でないと動いた結果が徒労に終わります・・・

その上司のスキルや経験が前提としてあって、はじめて対応できる業務もあります。
その場合は上司と部下で一緒に行う必要があります。

上司は本位が伝わっているか細かく確認しながら指示出しする必要があるし、部下は何度も質問を繰り返して内容を十分理解してから、ことを進める必要があります。

そもそも何のために?という癖をつけて仕事に取り組んでください。
逆に部下からお願いされて、何が作業を行う場合も同様です。

まもなく新人が入社してきます。

とすると、今いるメンバーは上司になります。

今後、指示出しする際は、まず自分で誰の何のために行う作業なのか理解し、言葉にする必要があります。そうでないと指示出しができません。

新人から、「そんなこと分かってる」と言われるかもしれません。
でもおそらく本当の意味で分かっていません^^

分かってくれるまで、とことん付き合ってあげてください。
でも、恐らくなかなか分かってくれません。
その場合、指示出しがまずかったと自分を振り返ってください。
そして、めげずに最後まで分かるまで伝えてあげてください。

人間が成長するのは、誰かを育てる機会を得たときです。
今から各自で育てる準備をお願いします。
何を準備するかは各自にお任せします。
そして自分自身を成長させてください。

文化の違う新人の入社が、ワイズラボの大きな転換点になると思います。おおきなチャンスです。

新人をみんなで一緒に育てていきましょう。
そして自分自身が成長する機会としていきましょう。

仕事とは誰かの役に立つことであることを、
十分に理解できるまで教えてあげてください^^

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